踊るインソムニア・ナルコレプシー
私は毎日ちゃんと昼寝をしないと体が整いません。
いや…元々は健康と脳のために昼寝を15分~20分程度取ろうと心がけたことがきっかけなのですが。
ご存知のかたもいらっしゃるようですが、パワーナップと呼ばれる短時間の昼寝を取ることで脳の働きが随分良くなるのです。また、パワーナップは夜の睡眠の1時間分とも言われており、睡眠不足の日でも昼寝をすることである程度帳消しにできるではありませんか。
ある時から、「昼寝をしてもスッキリしない」という症状に悩むようになりました。
というか、むしろ昼寝をすることで午後からボーッとしてしまうのです。これはまずい、何のための昼寝やねん。笑
試しに、ある日の休憩時間に昼寝をすることをやめてみました。
…果たして、更に眠くなって目眩がしてきましたのでこの日は仕事のパフォーマンスも散々でした。
ということはつまり、昼寝をしてプラマイゼロ。
これって普通の人が昼寝をせずに過ごしているのと同じということになります。
他の人は昼食を摂って、同僚とお喋りをしたり自分の時間を取ったりする中で、私はひたすら寝る。これはパワーナップではなく何と呼ぶのでしょうか。
不眠症のことを英語でインソムニアと言います。
症状について調べてみると、
不眠が続くと日中にさまざまな不調が出現するようになります。倦怠感・意欲低下・集中力低下・抑うつ・頭重・めまい・食欲不振など多岐にわたります。このように「1. 長期間にわたり夜間の不眠が続き」「2. 日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下する」、このふたつが認められたとき不眠症と診断されます。
(厚生労働省より)
別に夜間は不眠ではないですが、日中にパフォーマンスが落ちるというのは生活の質が低下していると考えられますので、半分インソムニアという具合でしょうか。
また、睡眠障害の一つにナルコレプシーというのもありまして。
ナルコレプシーは古くから知られていた過眠症のひとつで、日中に突然強い眠気が出現して、眠り込んでしまう病気です。(中略)ナルコレプシーに特徴的な症状として、びっくりしたり大笑いしたときに全身や身体の一部の力が抜けてしまうカタプレキシー(情動脱力発作)、寝入りばなに出現する幻覚様の体験(入眠時幻覚)、寝入りばなに出現する金縛り(睡眠麻痺)があります。
(厚生労働省より)
んー。突然強い眠りが来てしまうのは共感できる…。
あとたまに寝る寸前に人の声が聞こえることもあるような。ということは、ナルコレプシーも半分入っている。
自分が睡眠障害を抱えているとは思いませんが、片足を突っ込んでいるような気もするので敢えて言わせてもらいたいです。インソムニアとナルコレプシーが踊りながら近づいてきているのだと。
この誘いに乗ってしまうと、私は睡眠という人間の欲求をうまく操れない人間になってしまう…。
そんなことを考えていられるうちは、多分まだまだ正常なんだと思います。
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