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2021年は『転換点』である理由と、次に起こる『2031年問題』『2026年問題』

もう年明けからかなり経ちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さてさて。
今年は2021年ということで、各所ではすでに「2021年って、なんか呼びにくいね」という声が聞こえ始めていると思います。

それもそのはず、2021年は昨年に比べると2モーラ増えているからです。

に・せ・ん・に・じゅ・う・ね・ん (8モーラ)
に・せ・ん・に・じゅ・う・い・ち・ね・ん (10モーラ)

モーラというのが何なのか…という話ですが、文字数というよりもした発話ときにカウントされる文字の長さだと考えてくださればスムーズです。
例えば、「じゅ」という言葉を2文字に分けて発音する人はいないですね。

1990年代ではずっと慣例的であった長い読み方が2000年に入り、一気に読みやすくなりました(2000年は5モーラです)。時が過ぎ、今年2021年は2モーラ増える『転換点』と呼ぶべきではないでしょうか。

この考え方でいくと、次にこのモーラ数が増えて11モーラになるのは2031年です。ここまでくると読みにくくて仕方ない…
と思うかもしれません。

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しかし。実際はモーラよりも重要になってくる『音節』という観点があります。こちらの言葉はモーラよりも聞き馴染みがある方もいらっしゃるかもしれません。
そして、人々は往々にしてこちらの音声単位に準拠して発音しているので、こちらが増えることで更に「呼びにくいね」となってしまう訳です。

音節も同じように、発話したときの音声単位であるということではあります。ですが、こちらは「っ、ゃなどの小文字」「ー(長音)」「い、お、などの母音」「ん」はカウントしないという単位です。
(かなりざっくりとした説明です)
2020年と2021年を例に挙げてみると、

に・せん・に・じゅう・ねん (5音節)
に・せん・に・じゅうい・ち・ねん (6音節)

という風になります。
実は2018年→2019年で音節が減り、そこから少し読みやすくなったのですが、今年になって音節がまた増えたというわけです。
そして、次にこの音節が増えるのは…

に・せん・に・じゅう・ろ・く・ねん (7音節)

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まさかの5年後です。
そして…

に・せん・ろ・く・じゅう・ろ・く・ねん (8音節)
に・せん・ひゃ・く・に・じゅう・ろ・く・ねん (9音節)
に・せん・ひゃ・く・ろ・く・じゅう・ろ・く・ねん (10音節)

という具合で増えていくわけです。
まぁ、2126年なんかには私のこんな文章は残っている筈がないので、ご心配なさらず。そして、もし2126年まで生き残る自信がある諸君においては、9音節まで膨らんだ長い年月に感謝すると共に、残りの余生を楽しんでください。

<参考サイト>

※この記事はジョーク記事です。


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