温泉に行きたい!と感じたら読む記事④~科学的に温泉を見てみよう~
どうもこんにちは。
最近、私が温泉に行けていないということで非常に残念です。どのくらい残念かというと、この記事の更新が全然進んでいないくらい温泉に行けていないです。笑
あー、日帰りのスーパー銭湯でもいいからしっかりお風呂に入って、その風呂上がりに抱いた感情に任せて記事を書きたいくらいですなぁ。
あ、そうそう。お風呂の時間ってアイディアが湧いてくる時間なので、noteクリエイターの方で『最近いいもの思いついてねぇなぁ…』とお悩みの方は是非お風呂にしっかり入って下さい。
さて、前回予告していた通り、温泉分析書というものを見てどのような情報を得るのがいいかというのを説明していきたいと思います。
ちょっと眠くなるような内容もありますが、これを知っているのと知らないのとでは、温泉のありがたみがかなり変わってきますんで!よく御覧くださいませませ。
温泉分析書について
(見本です。日本温泉協会のHPより)
温泉として営業している施設においては、必ずお客さんの目に触れているのがこちらの温泉分析書(温泉分析表)です。
温泉施設がこれを掲げている理由としては、メインとしては
『保健所が抜き打ち検査をしに来たときに、これを貼っていなければヤバいことになるから』
ということなのですが、一部の非常に温浴効果の高い温泉などはその高濃度な温泉をアピールするためにも使ったりしています。
見るところ①:溶存物質
こんな表があったら、とりあえず見てみましょう。
化学の勉強みたいな陽イオン・陰イオンと遊離成分の一覧が出ております。
正直、このイオンやその他物質の割合っていうのは『何がいい・悪い』っていうものはありません。
でも、特に見てほしいっていうのは一番下の「溶存物質計」っていう値。
この例では1.25g/kgと書いてありますが、大体1gを超えるくらいが温泉としての水準です。
2gのやつなんてかなり濃厚な温泉で、3g台までいけば超濃厚温泉。
ただし!多ければ多いほど「いい温泉」っていう認識も違うのです。
実は、この成分って人体にはないものが多いので、吸収されすぎると身体に負担がかかるのです。ですので、ちょっと身体がしんどいなぁ…と思う日には、薄めの温泉1gくらいのものでゆっくり浸かることで疲れが取れたりもします。不思議なもんですね。
見るところ②:泉質
これは是非見てほしいです。
実は泉質って10種類に分類されておりまして、その泉質に応じた適応症というものがあります。ここでは詳しいことは割愛させていただきますが…
一つご注意いただきたいのが、この『泉質』というのも、長々と書かれているからいい温泉!というわけではないのです。
中には「単純温泉」という表記もあるのですが、「単純温泉って、そんな名前だし全然よくないんじゃない?」と誤解を招く方もいらっしゃいますね。ですが、単純温泉は一定の基準をたまたま上回らなかっただけの温泉で、現にツルッツルのお肌になれる単純温泉を私は知ってます。
結論
温泉分析書というものを見かけたら、最低限目を通してほしいのは以下の2つだけで結構です。
①試料1kg中の成分・分量及び組成:溶存物質
②泉質
泉質については、また後日詳しくお伝えできればと思います。
これを知っているのと知らないのとでは、楽しみ方が違うというのを知って頂けましたでしょうか?
さて次回は「怪奇現象レポート!永遠に止まらない黒酢ドリンク」をお送りします。バイちゃ~!
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