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主人に言われた衝撃的な話

いきなり打ち明けられた私に対するストレス

今朝主人に衝撃的なことを言われた。
突然ソファに座っていた私の横に座り、「2つだけ〇〇(私の名前)に言われるとストレスに感じることがある」と言われた。
表情的に思い詰めている様子ではなく、ちょっと笑っているようにも見えたので、また冗談を言って笑かそうとしているなと思った。(普段主人はこういう類の冗談を言うのは日常茶飯事である)
だが、どうやら笑ってはいるが本当に気になっている言葉があるようだ。

1つ目~お先に~

おそるおそる聞いてみると、「いつもお風呂から〇〇(私)が出てきたときに『お先に~』って言うやんか?あれ俺嫌やねん。」
え??「お先に~」が嫌?どういうこと?全く理解できなかった。
私は主人より先にお風呂に入らせてもらっていることが多い。なので一番風呂をいただきました、ありがとう、続いてどうぞ入ってね。の意を込めて「お先に」を言っていた。私は実家暮らしの時も、先にお風呂に入った者は後に続いて入る者に対し、必ず「お先に~」を言っていた。30年以上続いている言わば癖である。なので、なぜ嫌なのかと聞くと「急かされる感じがする、早く入れと言われている感じがする」というのだ。確かに家には追い炊き機能が付いていない賃貸のため、連続で入ったほうがお湯がぬるくならずに浸かれると思いそのようなことを過去に言ったような気もする。いや、言っていた。だが、私が言う「お先に~」には全くそのような意味を含んでおらず先に述べたように、一番風呂をいただきました、ありがとう、続いてどうぞ入ってね。の意味しかなかったのでまさかそれが嫌だったと言われて目からうろこだった。よほど私は日常で小言が多いのか…と少し反省した。早いうちに教えてもらってよかった。

2つ目~パン焼けたよ~

朝食の食パンを焼いている間、主人は洗面で身支度をしているのだがトースターが鳴った後、洗面所に居てる主人に「パン焼けたよ~」と言うのだが、それが嫌なのだそう。パン焼けたよの後に返事が聞こえないので(実際は私が聞こえていないだけで返事はしているらしい)もう一度「パン焼けたよー」というのだが、それがそもそも必要ないと言うのだ。トースターのチンという音は聞こえているので知らせてくれなくて良いという。この場合の私の言い分はパンは焼けた後すぐに出して食べないと味が落ちたり硬くなったりして美味しくないという理由から、焼けたお知らせをしていた。だがこれも私の価値観だったようで、主人は冷めても多少硬くなっても気にならないというのだ。知らなかった。私はまた目から鱗だった。

それぞれの価値観

この2点を伝えられた時、私は笑ってしまった。あまりにも衝撃なことだった。育ってきた環境や性格でこれだけ価値観に違いがあり、知らないうちに小さなストレスをためていたのかと思ったら、早いうちに報告してくれてよかったと思う。そして朝の何気ない時間に言われたタイミングも、私がすんなり受け入れれた要因だと思う。自分も忙しく、疲れている時に今回のようなことを言われていたら、おそらく受け入れられずにいただろう。今回主人が勇気を出して言ったことは私の考え方を大きく変えてくれる出来事であった。自分が良かれと思って言っていたことが、相手にとっては恩着せがましかったり、煩わしく受け取られることもある、相手と自分は別の人間なのだ。それを理解した上で、それぞれの価値観があり、それを認め合ったり歩み寄ったりすることで良好な人間関係を築けるのではないだろうか。私も完璧な人間ではないのでいつも受け入れれるかは正直わからないが今日のことは心にとめておきたいと思う。

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