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2023-24年イベリア半島周遊その1(リスボン1日目)

 2023年末から24年始にかけて、スペイン、ポルトガル、ジブラルタルに行った。学生時代からコーエーの大航海時代シリーズが好きで、その影響で地中海の港湾都市、特にスペインやポルトガルといった大航海時代に黄金期を謳歌していた国々には憧れを持っていた。もともとは2022年末に行く計画を立てていたのだが、あまりにも高すぎる航空券の前に断念せざるを得ず、1年越しでの実現となった。

旅の始まりは成田から。今回はターキッシュエアラインズを利用

 12/28の朝に日本を飛び立ち、当日夜(日本では既に29日だが)に経由地のイスタンブルに到着。今回は乗り継ぎ時間が12時間以上あるということで、ターキッシュエアラインズが提供している無料のトランジットホテルを利用してみた。

トランジットホテルの受付カウンター。税関を出て右に進み続けると出現する

 受付を済ませて(航空券とパスポートを見せるだけで完結)しばらく待っていると、名簿を抱えた係員が出てきて大きな声で利用者の名前を呼び始めた。そのうち自分の名前も呼ばれたので、他の利用者とともに係員について地下のバス乗り場へ移動、ミニバンに乗って割り当てられたホテルへ向かう。チェックインもスムーズに終わり、この日はそのまま眠りについてしまった。

無料でこのクオリティなら文句なし

 翌朝5時に空港への送迎車に乗り込み再びイスタンブル空港へ。いよいよ今回最初の目的地・リスボンに向かう。

折しもトルコ共和国成立100周年だった。クリスマス飾りと絶妙なマッチング
リスボン空港着。こちらもまだまだクリスマス

 無事入国し、今回のリスボン観光の要となるリスボンカード(各種交通機関や観光地への入場料が無料/割引になるカード。予約可)も引き取り、早速リスボン市街地へ繰り出す。

フィゲイラ広場。あまりにも南欧

 宿に荷物を預けてリスボン市街の散策へ出かける。リスボンは高低差が激しく、そこら中に坂や階段があってなかなかハードだが、その分景色は素晴らしい。

適当な高台からも十分美しい風景が見られる
坂道には急勾配のものも少なくない
サン・ジョルジェ城。多くの観光客が訪れており、入るのに20分ぐらいかかった
リスボン市街から4月25日橋までを一望できる
城内には孔雀が闊歩している
ザ・ヨーロッパの城
主張
どこを切り取っても絵になる町
サン・ヴィンセンテ・デ・フォーラ教会
実は屋上にも上ることができる
サンタ・エングラシア教会
ポルトガルに功のあった人々が祀られている。これはヴァスコ・ダ・ガマの記念碑
ここも上階に上がることができる
軍事博物館はまさかの改装中で休館
アルファマ地区でパステル・デ・ナタをいただく
いただいたのはこちらのカフェ。小さいながらも高いクオリティ
リスボン大聖堂
カトリックは装飾が派手で良い
サント・アントニオ・デ・リシュボア教会

 ここまで徒歩で観光地巡りをしていたが、せっかくなので路面電車に乗ってみようということで電停で電車を待ってみた。しかしながら、電車は待てど暮らせど来ない。ちなみにこの間逆方向の電車は4本ほど来ていた。前情報通り、路面電車を純粋な移動手段として活用するのは難しそうだ。

レトロなタイプの路面電車
サンタ・ジュスタのエレベーター
天正遣欧少年使節も訪れたサン・ロケ教会
内部はカトリックらしい豪華な造り
リスボン大地震(1755年)で崩壊したカルモ修道院
カルモ修道院の隣は警察博物館。ちょうど衛兵交代式をやっていた

 ポルトガル初日の夜はシーフードにした。某旅系YouTuberの訪れていたLeitaria A Camponezaにて。年末とあってか事前に目を付けていた店が閉まっているなんてことも何度かあったが、ここは営業中だった。年末年始はなかなか難しい。

こぢんまりとした店内。外席もあるよう
白サングリアをいただく
マグロのステーキ。欧州にしては良心的な量で、味も最高

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