ゴッホとピカソ
誤解を畏れず言うと、絵を描くことが私はそこまで好きではない。
美術に関わってないと生きていけないけれど、寝食忘れてそこに没頭したくなるような絵バカではない(それよりも、子供に絵を描かせる方のが好きだ)。
それしかできない絵バカは、それしかできないゴッホタイプで、私はなんでも一定ラインできてしまうピカソタイプだと思っている。
私は、人間はゴッホとピカソの2種類のタイプに分けられると思っている。ゴッホはピカソに惹かれ、ピカソはゴッホに憧れる。
人間関係ってお互いにないものに惹かれ合うパズルのピースのようなものだから、私と親密になる人は必然とゴッホタイプになる。
ゴッホに嫉妬もする。それしかできないゴッホは幸せに見える。ピカソにはピカソなりの幸せがあるんやけどね。
私には常に熱い想い(伝えたいもの)があって、それは絵じゃなくてもいい。映像でも、文章でも、写真でも、料理でも、スピーチでも、演劇だろうが、歌ったり踊ったり、なんでも良い。
その伝えたくてたまらない熱いものが、昔は不足感(欠乏感)から来ていたが、今は少し違う。
で、今久々に大きな作品を描く機会をいただいて毎朝晩これにかかりっきりだ。絵を描くことがそこまで(寝食忘れるほど)好きじゃない私だけど、表現できることの幸せを噛みしめている。
#仕合わせ だ
#ゴッホとピカソ
#人生は壮大な暇つぶし
#矢田勝美
#船霊といのり
#いのちをつなぐ海のものがたり
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?