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#03 "ないもの"ばかりを見ていた私が"あるもの"を見るようになった話

私はいつもどこか満たされない状態でした。
例えば
資格取得をしても喜ぶのは合格が分かった一瞬だけ。
人から褒められても
次の瞬間には
「私なんてまだまだ」「私ならもっとやれる!」と自分に満足することなく
自分で自分を追い込んで満たされない状態が当たり前。

自分に
”ないもの”
”足りないもの”
”欠けているもの” を見ている状態でした。


”ないもの” から ”あるもの”に意識を向けると良いことは知っていた 

私はこれまでも自己啓発本で
”ないもの” から ”あるもの”に意識を向けると
感謝が溢れてくる
どんどん豊かになる と書いてあったことを覚えていました。

「ゲシュタルトの欠けた円」の話についても
2つの円を見て目がいくのは、円が欠けている左側、
欠けた部分に目がいくのは脳の特性だと言われています。

ゲシュタルトの欠けた円

欠けた部分=足りないもの・自分にはないもの・自分にできないこと

無意識に他人と比較していて
自分には足りないものや自分ができないことに目がいってしまう。

そんな ”ないもの” ばかりを見ていた私が
”あるもの” を見ることができるようになったきっかけがあります。

それが・・・

📖『ザ・マジック』にある感謝ワークです。


感謝ワークとは?

28日連続で与えられたテーマ(人・モノ・状況)に対して
朝一で(できるだけ早いうちに)1日10個の感謝を書いていくワーク。

<書き方の例>
私は〇〇に感謝します。その理由は◇◇だからです。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。

最後にありがとうを3回繰り返します。

(ザ・マジックを読まなくても
 1ヶ月間、1日10個感謝を書いていくのも良いと思います)

感謝ワーク・・・正直なところ、怪しい感じがしました。
引き寄せの法則には必ず感謝のことが書かれていますし、
どうなのかなぁと半信半疑で取り組んでみることにしました。

最初は1日10個?!多いな・・・と感じましたが
慣れてくると1日10~15分で10個の感謝を書けるようになってきました。
そして
感謝ワークを続けているうちにふと気がついたことがあります。

感謝ワーク6日目での気づき

取り組み当初は使っているペンや手帳など
身の回りにあるモノに感謝をしていました。

感謝ワークを続けるうちに
モノからヒトへ感謝の対象が変わってきました。

そして6日目の感謝ワークで初めて自分に感謝しました。

私は私に感謝します。
人生に向き合っている感覚があるからです。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。

感謝ワークに取り組むことで
日常にはたくさんの感謝が溢れていることに気付きました。


感謝ワーク13日目での気づき

感謝ワークを始めて13日目。

①私は働くとしても
スーパーのレジ打ちなどはしたくないと思っていました。

でも、レジ打ちの人がいないと買い物ができない。
様々な仕事をしてくれる人がいるおかげで
今の生活ができているんだと思いました。

自分がレジ打ちをやるかは別問題。
私はやらないだけで
その人が選択したことに対して私が評価することではない
と気付きました。

人と接するとき
相手がどんなに大変な問題を抱えているか自分は知らないと知っておくと良いかもしれません。

彼らは気分が悪いのかもしれませんし、
愛する人を亡くしたり結婚が破綻して
絶望のどん底にいたりするのかもしれません」

『ザ・マジック』より

②宅配業者の人が不愛想なとき
「何であんなに不愛想なんだろう、不快だな・・・」と
イラッとしていました。
私は相手に対して心地よく接するべきという思い込み・信念をもっているからそう感じるのであり
相手がなぜそのような態度なのかは分からない、何かあるのかもしれないと切り替えられるようになり、配達してくれたことに感謝をし
ネガティブな感情は生まれてこないことに気付きました。

物事の考え方が自分中心から相手のことを思いやれるようになり
ムダな感情に振り回されることが少なくなったと感じました。

”ないもの” から ”あるもの”に意識を向けると
感謝が溢れてくる
どんどん豊かになる と知っていても
実際に日常の見え方は変わりませんでした。

ところが
この感謝ワークを通して
日常の見え方が変わることを実感しています。

『知っている』と『できる』には大きな差がありました。

今もときどき感謝ワーク


今でもなんかうまくいかないと思うことが続くときは
この感謝ワークをやり始めることもあります。

自分の欠けている部分に目を向けるより
自分の持っているカードでやっていくしかない!
と自分に言い聞かせています 笑

最後までお読みいただきありがとうございます🍀

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