ペンキ画家SHOGENさんの本を読んだ
あたしはずっと前から好きなYouTuberがいて、都市伝説とかスピリチュアルな投稿をされているんだけれど、先日その動画でペンキ画家のSHOGENさんという方とのコラボをされてるのを見た。
今までのあたしは、結構過去を振り返りながら生きてきてた。
辛い過去はもう消化はできていて平気ではあるのだけれど、前を向いて生きるには少し不安があったからだと思う。
母との関係も良くなかった。実際今も雪解けまではいってない。
けれど、今年の夏の初めころにあるお坊さんとの出会いがあった。
「宗教??」って少し引かれるところがあるのかもしれないけれど、仏教の教えって古いわけでもなくて、現代を生きるあたし達にとってもすごくいい教えがたくさんある。
「諸行無常」
物事は移り変わるものだから、その時点で止まっていたらダメなんだなと思ってあたしは前を向けるようになった。
そしてそんな時に、SHOGENさんという存在を知った。
アフリカのブンジュ村でティンガティンガというペンキアートを学ばれてた。そのブンジュ村は古代の日本、縄文時代の人々の心をお手本にして生活しているということ。
SHOGENさんが体験されたたくさんの内容がぎゅっと詰まった一冊で、読みやすくてあっという間に読み終えた。
自分を大切にして、たくさん愛情を注がれた自分からしか他人に愛情を与えられないということ。
感謝の気持ちは「ありがとう」ではなくて、どのように良かったのかをきちんと相手に伝えることが大切だとも書かれていた。
あぁ……あたしって文才ないなってすごく思う。
感動して、すごくこの本の良さを伝えたいのに、どう伝えていいのか分からない。
「とにかく読んでみてください」くらいしか言えない。
読み終わるころにはきっと、日本に生まれてよかったと誇りに思えるはずの一冊でした。
夜蝶観音