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拝好兄弟! 台湾のお盆は「お盆+中元普渡」

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旧暦7月15日は中元といって、中元節といって節目になるので、
中元普渡の拝拝(祭祀)をします。

今日は旧暦の7月1日です。毎年のこの日に、閻羅王(えんらおう/閻魔大王)は鬼門を開いて、
だれも奉らない孤独の魂(無縁仏様)を放出して、人間のお供え物を享受させるという言い伝えがあります。

それで旧暦の7月は鬼月(gui yue)とも言います。
この霊魂たちのことを台湾では”好兄弟(hao xiong di)”といって、
お供え物をして拝拝します。

それから、ちょうどこの時期、仏教では盂蘭盆會を催します。
日本でもお盆を過ごしますね。
正式名称・うらぼん(盂蘭盆)は、仏教用語で(ULLAMBANA)、台湾でも同じく盂蘭盆といいます。
日本ではお盆は7月か8月の13日から16日に過ごしますね。

台湾では、中元節の先祖を敬う祭祀と、盂蘭盆の祭祀が合わさって、
旧暦の7月15日頃まで拝拝します。
この時期は、普渡拜拜 + 盂蘭盆法会 ということで、台湾人はとても重要視しています。

仏教は殺生をきらうので盂蘭盆の祭祀のお供え物は素食(ベジタリアン)が基本のはずですが、
台湾の中元節は他の民間祭祀と同様、鶏に豚に鴨に魚がドンドンドンっと供えられます。
豬肉、鶏か鴨かガチョウ、魚は三牲といって、神様(先祖)に向けて供えられます。

中元普渡拜拜は屋外で行うものなので、
この8月上旬、台湾に観光に来られた方は、街中で拝拝している光景を目にした人もいることでしょう。

店舗前やビルの前の道路で、大きなテーブルいっぱいに山盛りのお菓子やくだものに三角旗が刺さっていたり、
鶏丸ごと一羽に線香が突き刺さっていたり、黄色の紙(金紙)を大量に燃やしていたり、
そういった光景が見られます。

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