見出し画像

方法は一つじゃない

先日風呂場で
「20数えたらあがってね」という私の言葉に
「数えないよ」と返した息子

毎日風呂から上がるたびにもはや決められたセリフのように伝えてたわけだけど、否定の言葉で返されて、おいおい、と何か言い返そうとした
そう、いつもなら、決まったルーティンや事柄からはみ出たり、じゃあいいよ、と許すということができないので何かしら(風邪ひいちゃうよ、風呂から出られなくなっちゃうよ)を伝えてしまうし、それってイコール自分の言うことを聞いてくれてないような拒否反応を無意識に感じているんだよなって

20秒入って、は
湯冷めしないようにお湯まで肩まで浸かってほしい
の私の気持ちから出てきた言葉だったわけで


バッハ歌ってきて、


息子がハマっているサカナクション、『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』を歌ってもらうことにした

(ワンフレーズ歌えば20秒なんてあっという間だよな)


♩「バッハ〜のせんり、、、バッハ〜のせんり、、バッハ、、、、、いーち、にー、さーん」


いやいや結局数えるんかーーーい


20秒数えてニコニコ風呂から上がった息子


ああ、目的を見失って、自分の言うことを聞かないことにアンテナを立てすぎていたかも


守らなくちゃいけないルールや決まりはもちろんあるけど、代用が聞くことなら提案したり息子の話を聞くことだって重要なことなんじゃないか、って
風呂に長く浸かるのに方法は一つじゃないよね、って


融通の効かない頭でっかち完璧主義母ちゃんは、息子とのやりとりをしないと気付けないもので
ああ、また勉強

息子は、今月で3歳半を迎える
自分で決める、ということが彼にはすごく重きを置いていて、数えたくない、とかではなくただ自分の意見を主張したかったんだろうなあ、とか


3歳、なかなか手強い

この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?