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今週の感動体験

みなさん
おはようございます、こんにちは、こんばんは。やぶっち(うめ)です。

今日、安住紳一郎の日曜天国を聞いていたら、「学校給食」の話が出てきました。給食の思い出は、誰にでもあるはずです。

今回、ラジオに出てきた栄養職員の方が、出汁をとった塩ラーメンを出したり、給食が好きだから今の仕事に就いたりと、わくわくいっぱいな話でした。本当に、食べることって大事な営みです。

始業式から土曜日まで

私の勤めている自治体は、1月9日から3学期が始まり、12日土曜日まで授業がありました。

長期休み明けに、土曜日まで授業がある。これは、大人で例えたら社会は厳しいところだから仕方がないということなのでしょうか。いやいや、そもそも子ども時代にしかできない自由の保障が果たされてない。
疲れて学校に来る子どもたち。
ここから、いったい何を学びとるのでしょうか。

豊かさは自分たちでつくる

こういうとき、子どもたちに励ましたり、意味があることだと価値を植えつけたり、大人たちはいろいろするわけです。
当の子どもたちは、置いてけぼりで大人の善意という檻に閉じ込められるイメージ。土曜に授業する私は本当に苦しいです。

とはいえ、国語の「自分だけの詩集を作ろう」という単元をしました。詩集を用意して読んだり、自分の詩を編む時間です。

ここで驚くことに、子どもたちは黙々と作品作りに没頭しました。一週間、最後の授業です。どう書くのか聞く子もいれば、ひたすら視写したり、絵を描いたり。教室の後ろで参観中の保護者も、その姿を黙って見ていました。
その間の私は、にこにこしながらうろうろするだけ。もちろん、一緒に書きたいこ子と書いたりも。

いろいろな姿なのに、黙々と時間が過ぎる。手が動く、なんと素敵な時間だったことか。

感動はすぐそばに

帰りの会で、私は子どもたちの素敵だった姿を語りました。3文くらいで。

その時
「今日、来たみんなに拍手〜」
と、声が上がり、みんなが一斉に
「イェーイ」
と拍手喝采

感動すぎて、すぐにさようならをしました。子どもたちのエネルギー、消しているのは大人たちなんですよね。

土曜日の授業がなければ、寝ていた子もいたかもしれないし、好きな習い事や時間を使えたわけです。土曜授業って、子どもの選択肢を少なく細くさせているって考えを改めてほしい。

あ、これを誰に向けて言っているのかって?もちろん、地方自治体や仕組みを作る国です。そして、国民である自分にも。

仕組みは、私たちで変えられるからね。

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