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【10日で7地域】東南アジアバックパッカーの旅(予算公開)


旅の概要

日時:2023年8月11日(金)〜8月20日(日)

巡った国と地域:🇲🇴🇭🇰🇹🇭🇱🇦🇲🇾🇰🇭🇻🇳

前半戦5日間(マレーシア)は研究室の先輩と二人で空路メインの旅を。後半戦の5日間(カンボジア・ベトナム)は一人で陸路メインのバックパッカーっぽい旅をしました。

旅の目的

せっかくの10日間休みを有効活用したい

正直これが一番大きなモチベーションでした。修士1年の夏休みを有意義に過ごしたいと思った背景は大きく3つあります。

① 学生の特権でもある長期休暇を有意義に過ごしたい。しかも、今の研究室での長期休暇は年末年始と夏のお盆休暇しかない。

②  4月に大学院に入学してから、就活に力を入れていた。就活も研究もしない、”休みの日"をとっていなかったこともあり、気分転換をしたかった。

③ 来年の夏休みは修士論文の事前審査と重なり、非常に忙しくなることから今年の休暇に何か仕掛けたかった。

バックパッカーっぽいことしたい

10日間で人生観を変えるような旅がしたい。その思いから真っ先に思い浮かんだのは、大学時代にコロナで実現しなかったバックパッカーでした。

本当は1ヶ月のような長期滞在がしたかったのですが、あいにく前後の土日も含めて休暇は10日間。視点を切り替えて、どうせ長期滞在できないのであれば、各地を転々としてスタンプラリー的にいろんな国を巡ろうと決めました。

そこからは10日間でどれだけの国が回れるか?という発想に切り替え、以下の理由などからタイをハブとして東南アジアを巡る旅を計画しました。

  • 陸路での移動だと時間がかかりすぎるので基本は空路

  • 空路でお金をかけないためにはバンコクかシンガポールのハブ空港を拠点に移動したい

  • シンガポール拠点だと日本からの便の値段が高い

  • シンガポール経由だとフィリピンやインドネシアは回りやすいが、フィリピンやインドネシアなどの島国は時間も費用もかかり(今回の旅であるスタンプラリーとしては)非効率

  • シンガポールは社会人でお金を持って行った方が楽しい

ただ、目的のバックパッカー的な旅も捨てがたく、前半はスタンプラリー的に巡り、後半は一人で陸路のバス移動で国境を越える、イメージしていたバックパッカーっぽい旅を企画しました。

行ったことのない国を開拓したい

なぜ10日間しかないのに7地域も巡ろうという考えに至ったかについては、個人的にスタンプラリー的な旅が好き、というところに帰結するのだと思います。スタンプラリー的な旅というのは、以下のような全部の都道府県を巡ってみたい!とか全部の大陸に上陸してみたい!のような"制覇"のような感覚になれる旅です。

  • 47都道府県(制覇済)

  • 世界6大陸(あとアフリカと南アメリカ大陸、南極)

決して全てを知れるわけではないのですが、せっかくこの美しい地球に生まれたのであれば、せめて全ての県、たくさんの国、ひいては大陸を見ておきたいと強く願うのです。今回の旅はその東南アジアバージョンとでもいうべきでしょうか。

旅の日程

ここからは具体的な旅の行程を、記憶にある限り時間軸に沿って紹介します。

0日目:成田で前泊

つくばの友人が上野まで来てくれた

夏休み前日の19時。研究室が終わったタイミングからこの旅は始まった。中高時代に野球部で一番実力を認めていた仲間がつくばから駆けつけてくれた。

前泊は羽田空港隣接の"空の湯"で

1日目:成田→🛫→香港→🚌→マカオ→🚌→香港

7:00 朝風呂
7:50 シャトルバスで空港へ
9:30 成田国際空港発(香港航空)
13:35 香港着
14:00 バスでマカオへ向かう
16:00 世界一のエッグタルト並んで食べる
17:00 中華屋でなぜか恋愛について語り合う
19:00 タピオカとビックマック買う
20:00 マカオから香港空港へバスで戻る
23:00 香港空港で暇つぶし
23:30 日本の友達と電話

8/11の過ごし方
香港航空の機体と快晴。気持ちのいい旅のスタート。

香港までのフライトで感じた想いをつらつらと書き殴ったメモがあったので載せておく。少しだけ恥ずかしいけれど、将来の自分が見てくれた時に成長を感じていたら嬉しい。

改めて東南アジアの旅が始まったね。せっかく貴重な10日間の休みだから有意義に過ごしたいね。気負いすぎることはないけれども、普段と違う環境で、違う風を浴びて、今後の人生と1年半の大学院生活をどう過ごしたいかを改めて考える時間にしよう。

就活も最初の勢いはなくなり、なんとなく食いっぱぐれることがなさそうという感覚が出てきてからはあんまり本気になれなくなってきた。人と合うのは楽しいし、刺激を沢山うけて色んな自分を発見できるんだけど、なにか物足りない。もっと自分でたくさん学んで実行して、前に進みたい。今も成長してるのは間違いないんだけれども、もっと自分のやりたいこと、方向性に夢中になりたい。一言でいうと、「毎日を没頭して生きたい。」

あと、改めて書くこと、自分のアウトプットを言語化することが好きだと感じた。まだまだ人の前で適切に伝えれてる自信はないけど、書くことが嫌いなやつはnoteなんかやってない。笑

結構弾丸だけど、7つの国と地域を巡れるいい旅だと計画した自分でも思う。それぞれの国のそれぞれの色を感じて、今後の人生に活かすしかないな。

毎日を没頭していきたい。そのためにはどうしたらいい?もっと人生の方向性を明確にすること?直感では明確な目標を作ることだと思う。

スケジュールを立てたい人、自分の時間の使い方を可視化して改善したい人の根本ニーズはなんだろう。

でも改めて考えると、環境は本当に恵まれているな。行きたい大学院で学ばせてもらって、好きな人と幸せな時間を過ごして、たくさん友達がいて、旅行に一緒に行ってくれる先輩がいて。ほとんど誰が見ても羨ましい状況な気がしてきた。男女問わず好きな人がいる、そしてその人たちと一緒にいれる、自分も高めていける、これ以上の幸せがあるか?本当に色んな人、特に親と祖父母には感謝しかない。あとはちょっとの刺激と本気でなにかの目標に向かっている状態だけできれば、俺の人生はなにも問題ない気もする。

香港までのフライトにて

色んな経験をさせてもらっていることに感謝しながら、次の世代のため、我が家の関係者を全員幸せにするために、自分は稼ぐ責任がある。そこから逃げたくない。

更に言うと、そこに向かって努力し続けることを辞めたくない。平均的なサラリーマンの150%をもらい続けて満足する人生にはしたくない。

ただ、今もそうだけどキャッシュフローは常に意識しないと、自分の弱みでいつか足をすくわれる時が来る。

一旦自由=経済的自立を目指すなら、日本でも資産1億円を一区切りにしていいのでは?年利4%で400万入ってくる。そこから20%税金で抜かれるとしても、贅沢しなければ暮らせる金額ではないか?贅沢をしたいわけではないけれど、やはり生活費は明確にしておく必要があるな。

話飛ぶけど、貧乏な国が可愛そう、お金をあげようとか学校をあげようと綺麗事をしてる慈善活動家よりも、そのやすい人件費を利用して設けてやろう、といかにも個人の欲のために利用している人のほうが長期的にはその国の人を幸せにしてることも多いのではないか。事業家って素敵やな。金稼ぎ=汚いと思うのは人間は悪い人もいる、と同じくらい無意味な議論だと思う。

香港へのフライト中に「黄金の羽の拾い方」を読んで


空港で一番笑った。便利店の訳はいいけど、サークルKがOKなのはいいのか?

香港でレンタカー借りて島を巡るつもりだったけれど、レンタカー会社が空港になくて、借りに行くまで1時間以上かかりそうだった&一般車は許可とらないとマカオへの橋を渡れないらしいので、バスでマカオへ入国することに。

許可された車しか香港-マカオ間の橋を渡れないらしい

2019とかに作られた40kmくらいある橋で、それまではフェリーでしか移動できなかったことを考えると作ってくれて感謝しかない。

香港-マカオ間にも国境のようなものが

マカオへ入ってからもバスを乗り継ぎ、中華街へ。

途中は優しい香港人の紹介のおかげでカジノへの無料シャトルバスも利用でき、何とかたどり着けた。

ここで食べたエッグタルトはまじで世界一だと思う。200円のために30分並んだけど、卵の濃厚な味とタルトのちょうどいい焼き加減が最高の相性だった。世界一美味かったと自信をもって言える。

このエッグタルトのためにまたマカオ行きたい。これはガチ。

また食べに来たい。調べたら表参道に似た店がありそうだけれど笑。

夜ご飯のために入った中華料理店でなぜか2時間以上恋愛について語り合ったのと、帰りはうまくバスの乗り継ぎができず(多分時間が遅かったから?)、結局マカオだけで観光が終わってしまった。めちゃくちゃ満喫できたけれど、次来る時はちゃんと香港の100万ドルの夜景を彼女と眺めたい。

中華料理屋で現地のお酒を満喫

2日目:香港→🛫→バンコク(タイ)

0:45 香港空港発
3:00 スワンナプール国際空港着
5:00 迷いに迷った挙句、諦めて空港で仮眠 
9:30 MRTで市内へ
10:00 バイタクでサウナへ
10:30 "湯の森"でととのう
13:30 バイタクとMRTで移動
14:30 中華街の宿(エアビ)チェックイン
16:30 MRTで移動
17:30 スクンビットで嗜好品を楽しむ
18:00 タイマッサージ
19:30 (タイまで行って)ネギ鶏塩ラーメン
20:00 ルーフトップバーで夜景を満喫
21:00 スクンビットの繁華街を散策

8/12の過ごし方

バンコクに着いたのが3時くらいで、2時間バスを探してうろうろしたけど結局諦めて9時まで4時間ほど空港で仮眠をとった。寝たのはまじで正解だった。

疲弊した体が、自然とサウナに向かう

電車で市内まで出て、バイタクを使って「湯の森」という日本以上のサウナと温泉がある最高の空間で疲れを落とした。海外に来て浴槽につかれる幸せはアメリカで1ヶ月入れなかった経験から超貴重だったと信じれる。次バンコクいっても絶対寄る。

日本庭園を見ながらの休憩所。東京にあったら絶対鬼リピする。

肉体も精神もすっきりさせた後は中華街まで行ってホテルへチェックイン。ほっそい路地を入った所だったことと、まだ作りかけみたいで隣の部屋とか工事してて、ここに荷物置いておいたら絶対に盗まれる、と思うくらい不安な宿だった。結局盗まれなかったから感謝してるけど。

荷物をおいてからは先輩が行きたがってた嗜好品屋さんへ。

途中でタイマッサージにもよって体をほぐしてもらった。

その後はタイまで来てネギ鶏塩ラーメン屋さんへ行って腹ごしらえ。

そのあとはオクターブという高級ホテルの屋上にあるルーフトップバーで写真を撮りに行った。

1泊数十万しそうなホテルの屋上。隣のスラム街との対比は考えさせられる

最後にスクンビットの繁華街へ。あんまり詳細はここでは書けないが、まじで知らない世界すぎた。帰りにパートナーが屋台で買った激辛たこわさ?たこパクチー?はまじで人生で1番の辛さやった。辛いというよりナメただけで痛い。これは食べ物なのか?笑

3日目:バンコク→🛫→ルアンパバーン(ラオス)

8:00 日本未発売(9ヶ国限定)のブラックピンクコラボのフラペチーノを楽しむ
9:00 MRTとバスで空港へ
12:30 ドンムアン空港発
14:00 ルアンパバーン空港着
15:00 だるい入国審査&使えないATMを乗り越え、SIM購入
16:00 寺院でスコールに合う
16:30 薬草サウナでととのう
19:00 メコン川沿いのレストランでディナー
22:00 ナイトマーケット
23:30 プリングルス&現地ビールをお供にホテルのバルコニーでチル
0:30 日本の友達と電話
2:00 就寝

8/13の過ごし方

飛行機まで少し時間もあったので、スタバで作戦会議をすることに。東南アジアや韓国など、9の国と地域で限定販売されているブラックピンクとコラボしたフラペチーノを満喫。味もチョコとイチゴのバランスがよく美味しかった。なぜ日本では販売されていないのか不思議なくらいの味だった。日本でもぜひ発売してほしい。

ブラックピンクとコラボしたフラペ

再びフライト中の書き殴りメモを見つけた。恥ずかしいけれど、将来の自分のために載せておきます。

暇になりたい。お金の倹約と時間の有効活用のために。
平日のラボ前の時間をもっと有意義に使えたら、まじで人生変わると思う。

ここまで2日しか経ってないとは思えないほど充実していた。二泊三日の旅でもここまで充実させることってできるんだ。

高校同期と飯食べてから成田空の湯に泊まった0日目から始まり、香港とラオスを楽しんだ1日目、サウナに嗜好品にマッサージに繁華街に、1日とは思えないほど詰め込んだ2日目。

手足なくして乞食として生活する人から、カネに余裕がありすぎる香港やルーフトップバーでの富裕層まで見て、人生を考える機会になっている。たまたまだけれども、先輩と恋愛や性欲の話を沢山させてもらって、異性との関係の面からも人生を考える機会を与えてもらっていることも関係しているかもしれない。久しぶりに普段の生活から完全に離れて、本気で目の前の旅を楽しめている感覚になる。

ルアンパバーンへのフライトにて

ひじょーに面倒で1時間ほど時間を取られた入国審査と使えないATM地獄を乗り越え、バイタクでルアンパバーン市内へ。移動の疲れを癒すために、ラオスまで来てサウナへ。とは言ってもフィンランド式のサウナなどは存在しないので、現地の薬草サウナへ。低温だが香りが心地よく、旅の疲れを癒してくれた。

メコン川を眺めながらのディナー
男二人でのチルタイム

ディナーを終えるとナイトマーケットへ。マーケットありがちの押し売りや激しい値下げ交渉などはなく、ラオスの人々の心の落ち着きと足るを知る精神を感じた。

ルアンパバーンのナイトマーケット

4日目:象乗り免許取得など、ルアンパバーンを満喫

9:00 ジャーナリング
10:00 ホテルのモーニング
11:30 coffee expressでチルタイム
で原付を借りる
13:30 換金&象乗りツアー予約
15:00 原付で像の元へ
16:00 象乗り体験
17:30 帰りにとてつもないスコールに合う
19:00 象使い免許取得!
20:30 現地のレストランで食事

8/14の過ごし方

昨日12時過ぎまで電話してた割に、結構早く起きれたな。
おはよう。電話すると毎回この子すごいなと思う面とまだまだ一緒に成長できる部分が結構わかりやすくてまた好きになっちゃうのよくない。こんなにずっと考えちゃうタイプだっけ。

ホテルの優しいスタッフの方々が朝食会場を準備してくれている。宿泊者も少しずつ起きてきて素敵な朝だな。今日も絶対いい日にしよう。毎日思うことだけど、ここまでの旅行が濃すぎる。0日目の同期とのご飯、成田空の湯での温泉とカプセル満喫から始まり、香港までのフライト、マカオまでのバス乗り継ぎ、人生最高のエッグタルトにマカオまで行って恋愛について語り合った2時間強、ラスベガスを思い出させるカジノにバスわからなくなって運転荒いタクシーに乗った思い出。二日目は超早朝にバンコクについて2時間バスを探し回るも全然わからず結局空港に戻って4時間仮眠からのスタート。タイまで来て温泉とサウナを楽しみ、バイタク、嗜好品、タイマッサージに、繁華街、夜の屋台の激辛たこわさで死んでる山口さん、超不安だったチェックインと荷物預けたホテル、1日とは思えないほど詰め込んだな。

そろそろ仕事したくなってきた。
自分の時間とって、自分のビジネス作りたい。
本読んで自分と向き合って、アプリ作ってnoteでアウトプットしたい。おおいいな、副次的効果だがこの旅めっちゃいい方向に向かってる。

ルアンパバーンのホテルにて
庭の池を見ながらコーヒーブレイク


象乗り体験の帰り道、スコールで1時間足止め


5日目:ルアンパバーン→🛫→バンコク→🛫→クアラルンプール(マレーシア)

6:00 托鉢(たくはつ)を体験しに早起き
6:30 雨の中歩いているとなぜか麦わら帽子をもらう
7:30 ホテルに戻ってモーニング
9:00 部屋に戻ってちょっとダラダラ
11:00 ホテルチェックアウト
11:30 cafe amazon
13:00 バイタクで空港へ
14:30 ルアンパバーン空港発
16:00 ドンムアン空港着
18:35 ドンムアン空港発
21:50 クアラルンプール空港着
23:00  KLIAエクスプレスで市内へ
24:00 ホテルに到着も門前払い
25:00 1時間に及ぶ交渉の末、なんとかチェックイン
26:00 就寝

8/15の過ごし方


6日目:クアラルンプール→🛫→シェムリアップ(カンボジア)

9:00 シャワー浴びて準備
9:30 昨日のスタッフを必死で探し回る
10:30 Miink Coffeeでモーニング
11:30 屋上のプールでクアラルンプールの景色を満喫
12:00 ホテルからLRTで中華街へ
14:30 KLIAエクスプレスで空港へ
15:30 途中でプトラモスクを観光
16:30 たまたま駅で東工大の留学生と会う
17:00 KLIAエクスプレスで空港着
19:00 遅延1.5時間ほどでクアラルンプール空港発
20:30 シェムリアップ空港着
22:00 ホテルチェックイン
22:30 作業したり本読んだり、ラウンジを満喫
24:00 日本の友達と電話
2:00 シャワー浴びて寝る

8/16の過ごし方


7日目:現地の日本人の方とシェムリアップを満喫

4:30 ホテルのモーニング買って食べる
5:00 トゥクトゥクを拾って移動
5:30 アンコールワット散策
6:00 日の出を満喫
7:00 中に登って見学
7:30 トゥクトゥクに迎えに来てもらい、他の寺院へ
8:00 バイヨン寺院
8:30 Triple K Angkor Restaurant で少し早めの昼食
10:00 タ・プローム
11:00 バンテアイ・サムレ
12:30 ベンメリア
14:30 ホテルのプールでくつろぐ
15:00 ラウンジで作業
17:00 ラウンジでカルボナーラとカプチーノをいただく
18:30 トゥクトゥク移動
19:00 KTVで筋トレ→温泉
20:00トゥクトゥクでホテルに戻る

8/17の過ごし方

20年同じ場所でガイドをし続けてて、それでもアニメや映画が大好きな日本へは飛行機代が高すぎていけてないらしい。

東南アジアに来て思うのは、努力の方向性がミスってる人が多い。観光客向けなのに現地の言葉で話したり、アピールしてるけど何売ってるかわからなかったり、お金くれしか言わなくて、何ドルか提示しなかったり。ひたすら乞食したり。
何が正解で何が失敗だとは全く思わないけど、このへんの子供とか優しい大人を見ても、日本という裕福な、子供に愛情と教育資金を注ぎ込んでくれる家庭に生まれて本当に幸せだと何度も感じる。今の自分の状況で食いっぱぐれないレベルに稼ぐとか意味分からない。家族、親、もっと広い範囲を幸せにするために稼ぐ義務がある。当然。そこから逃げたくない。

ワーカホリックが幸せだと思わないし、パートナーとか家族ももちろん大切にしたい、趣味も極めたいけれど、成長を感じながら周りの人を幸せにできる仕事で没頭できる環境を作れることが1番の幸せだとも信じてる。

ちょっと話は飛ぶけれど、結局成功のために大切なのは根拠のない自信なんだろうな。絶対できる。できるまでやる。旅だってそうやって実現してきただろ。

ベンメリアを案内してくれたガイドさんの話を聞いて

8日目:シェムリアップ→🚌→プノンペン(カンボジア)

8:30 ホテルチェックアウト
9:00 原付借りる、洗濯依頼する
9:30 GOEN coffeeでモーニング
10:00 素敵なご縁。奇跡的な出会い。
14:00 ラーメン屋を開業した日本人の方を紹介してもらう
14:30 投資講座で生計を立てるバイタリティじいちゃんと出会う
16:00 地元のマッサージ屋紹介してもらう
16:30 日本からコロナ禍に移住し、たこ焼き屋を営む夫婦を紹介してもらう
17:00 財閥系銀行のお偉いさんだった人とたこ焼き食べる
18:00 夕焼けの素敵な湖畔の丘に連れて行ってもらう
19:30 ラーメン屋へカムバック
21:30 Giant ibis(夜行バス)に乗り込む

8/18の過ごし方

たまたまgoogleマップで見つけて訪れた日本人の青年が運営しているカフェ。苦みが出ないよう低温で抽出されたカンボジアのお豆を使ったコーヒーとカンボジアの胡椒を活かしたホットエッグサンドを頂きました。特に胡椒はこれまで食べたものの中で1番衝撃で、胡椒ってこんなに味違うものなんだと感動しました。また、そこにいたおしゃべりのおっちゃんに地元のラーメン屋「MIYAZAKI」やマッサージ屋、たこ焼き屋さん、さらには夕焼けのきれいな湖にバイクで連れて行ってもらいました。最高のシェムリアップ1日になりました、次に来る時にはここに泊まろうと思います。大変お世話になりました!

GoogleMapに投稿した「GOEN COFFEE」の評価

日本の最高のラーメンがシェムリアップで食べられます。

ゴマダレの冷やし中華と醤油ラーメンをどちらも頂きましたが、これが食べられたら日本に帰る必要がない!と思えるほど美味しかったです。

特に麺が最高で、醤油ラーメンのコシのある細麺は日本の中でもトップクラスではないでしょうか。

店主さんもお客さんの日本人も温かく、1日中いれるような安心感のあふれるお店です。

ぜひシェムリアップでアンコールワットを観光する際は立ち寄ってみてください。日本人同士の素敵な出会いもあるかもしれません。

GoogleMapに投稿した「MIYAZAKI」の評価

自分の専門を活かして人類に貢献したい。
自分の一生をかけてでもこれと向き合い続けたい、と思い続けれるものと向き合いたい。生きた意味があったと思いたい。

ユーグレナの永田さんのように、エネルギー問題に本気で取り組む、と決めて熱中して仕事で成果残して、輝いて生きていきたい。別にエネルギー問題でなくていいのだけれど。

自分が本気になって頑張れる環境に身を置く。
なにかに熱中している人は幸せだ

運命の人を待ち続けるのではなく、運命にすると決める
制限から力がでる
環境をつくる、怠け者だからこそ周りの目を活用する

人生を捧げるほどの感動、出会いを待っていたら一生終わってしまう

純度の高い仕事をし続ける。
沢山の選択肢のオファーがある環境で自分の仕事を選択できていることがウェルビーイングな状態である。
現状の自分が大切だと思っているもの、を崩しても大丈夫だと常に思える状態にしよう。

あと、無駄なものを一切かわない。親が汗水垂らしてためたお金を何だと思っているんだ。

名古屋とカンボジアで医師をしながら会社経営をしている方に
1日案内してもらった夜にプノンペンへの夜行バスにて


9日目:プノンペンでノマドワーカー体験

4:50 プノンペン到着
5:00 Giant ibisの待機所で明るくなるのを待つ
6:00 日本の友人のピアノを聞く電話
7:00 メコン川沿いの整備された公園をお散歩
7:30 スタバで充電しながら作業
13:00 日本が恋しくなり丸亀製麺へ
14:00 プノンペンの街を散策
15:30 cafe enso で再び作業
19:30 MAD MONKEY PHNOMPENHチェックイン
20:00 激辛のチャーハンとの格闘

8/19の過ごし方

乗車時にはバスの中で襲われたらどうしよう、とか不安に思っていましたが、気づいたら眠りについていたらしい。目を開けるとすでにプノンペン市内。

暗いうちに歩き回るのは危険だと、シェムリアップのおじさんに教えてもらっていたので、Giant ibsのオフィスで1時間ほど時間を潰させてもらった。

少しずつ空も明るんできて、友人と電話しながらプノンペン市内を散策することに。メコン川沿いの公園はきれいに整備されていて、ストレッチやランニングをしてる人も多数。素敵な朝焼けに気分も前向きになりました。

ベトナムの中でもプノンペンはシェムリアップと比較にならないほど危険だと教え込まれたので、この日はあまり遠出はせず、

10日目:プノンペン→🚌→ホーチミン(ベトナム)

8:00 ラウンジでカプチーノを頂く
8:30 ホテルまで来てくれた送迎車に乗り込む
9:00 Giant ibs でホーチミンへ
13:30 国境で一度おろされて検査。島国日本で暮らしてるとなかなかない経験。
14:00 休憩所でサンドイッチを頂く
16:30 ホーチミン着。バイタクで空港へ向かう
17:30 空港のスタバで作業
22:00 ベトナムフォーを頂く
22:30 ホーチミン発(Vietjet Air)

8/20の過ごし方

この日は丸一日移動。ホテルで最後のモーニングを頂いたのちに、高速バスに乗り込んでホーチミンへ。陸路で国境を跨ぐ体験をしながら、ホーチミンまでの旅路は色々な考え事をしていたことを思い出す。

ホーチミンについてからはすぐバイタクで空港に向かい、空港で作業したりフォーを食べたりしていたのでほとんどホーチミンは観光していない。またホーチミンとハノイは社会人になってから、それぞれ

せめてフォーくらいベトナムっぽいことを。

2泊3日くらいの軽い旅行で来たいな。

幻の11日目:東京

7:50 成田空港着
8:30 京成スカイライナーで上野経由で渋谷へ
10:00 SAUNASで身なりを整える
11:00 某人材IT系メガベンチャーの5daysサマーインターンへ

8/21の過ごし方

東京へ降り立った時の感覚は忘れられない。10日間の旅を終え、謎の覚悟が決まっていた。

渋谷サウナで心も体も清めて、5日間のインターンへ臨んだ。そのインターンで今も月1で会う友達ができたことにも感謝して、この旅を締めくくりたいと思う。

予算・費用

別に隠すことはないので予算面も開示しようと思う。
東南アジアを巡りたいと思っている人の参考になれば幸いだ。

予算(計画時):合計15万

【交通費合計:9.65万】
🚅家→成田空港 0.3万(京成スカイライナー利用)
🛫東京→スワンナプーム 3.35万円
🛫バンコク⇄ルアンパパーン往復 1.65万
🛫バンコク→プーケット 0.4万
🛫プーケット→クアラルンプール 0.65万
🛫クアラルンプール→シェリムアップ 0.6万
🚌シェリムアップ→プノンペン 0.25万(17ドル)
🚌プノンペン→ホーチミン 0.15万(10ドル)
🛫ホーチミン→東京 2万
🚅家→サマーインターン先のオフィス 0.3万(京成スカイライナー利用)

【その他合計:5.35万】
宿泊費(7泊)1.4万
食費(10×3=30食)3万
保険・観光費など 0.95万

費用(実際にかかったお金):合計18万

交通費の変動はなかったのでその他の宿泊費・食費・観光費の変動のみ記す。

宿泊費:2万円
→後半のベトナムは3泊したけど3,000円くらいしかかからなかった。前半戦が思ったよりも高くついた、、

食費:4.35万
→あまりケチらずいいものを食べていた。後悔はしていないが、その分高くついた。

観光費:2万
→象免許の取得が結構かかった。7,000円くらい取られた気がする。

費用面の総括

これだけ移動しまくって、しかもドル円140円超えている中、交通費が10万以内で収まってくれたのが助かった。アメリカ西海岸への片道フライトだけで、ここまで沢山移動できるのは流石東南アジア。

今回の旅はバンコクをハブとして活用したのがよかった。東南アジアの主要都市へは日本の国内便と同様かそれ以下の値段で移動できた。各都市ではバイタクやUberなどでお得に移動できた。

後半の一人旅になってからは、宿泊費が4泊で2000円まで削れたのが大きかった。その分食事やカフェにはお金を使えて、満足度の下がらない旅になった。

まとめ

日程的にも、金銭的にも、他の縛りに関しても少し厳しいところはあったけれども、なんとか実現して本当に良かった。後悔はない。

一緒に行ってくれた先輩、何度も電話してくれた友人、旅の中で出会ってくれた方々、日々支えてくれている親や同期にも感謝して、また次の旅に出ようと思います。

次の海外は卒業旅行で南米一周かな。ちゃんとお金貯めます。


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