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回転寿司、何からどう頼もう?

私はゲッターズ飯田の占いだと、「金の羅針盤」。”今日は、ふだん行かないような場所を開拓すると嬉しい出会いや発見があるでしょう”とのことで、とりあえず何も決めずに外出することにした。しかし、出かけたものの、どうしてもいつも行く無印良品や雑貨屋さんになってしまい、いけないいけない、と思いながら、なんとか、ふだん一人ではあまり行かないような店、店、店と探して、おざなりに入ったスーパーの刺身コーナーを眺めていたら、ふと寿司を食べたくなり「回転寿司屋」に入ることにした。

久々の回転寿司屋に緊張しながら席に座ると、いつもは回転しているはずの寿司は、もちろんコロナだからか、回っていなく皿の上にはポップのみ。

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私はふだん、回転している寿司をとるのが楽しくて回転寿司に行っていたが、今回は普通の寿司屋と同じように、全部オーダーしなくてはいけない状況。やや緊張が走る。コロナでも席は一つあけて満席。みんなそれぞれ慣れた表情で次々とオーダーしている。なんとなく、急に寿司をオーダーする舞台にあげらたような感覚で、(自意識過剰だが、、、)誰も気にしていないと思いつつ、恥ずかしくない順番でオーダーしようと、必死で寿司のオーダー順の基礎を思い出す。

確か、味が薄い白身魚から頼むのではなかったか。私は、メニュー表より、壁に貼ってあるメニューから選び出した。そのほうが旬のものを選べる通っぽい人のような感じがするからだ。(別に誰も気にしていないが、、、)まずオーダーしたのは、かんぱち、スズキ。白身で攻めた。来た寿司はシャリが少なく、これはたくさん食べられそうだ!と嬉しくなった。そして、お次は?、、、白身ばかりを攻めても芸がないと思われそうだったので、(誰も気にしてないが、、、)赤貝を挟んだ。白身の次の赤貝。職人さんたちも、真顔で寿司を出してくれるので、自分は順調に進められていると、ホッとする。ここでさらに貝を続けようか?しじみ味噌汁を頼んでみようか?と思ったが、お腹のキャパを考え、大胆に進めていくことにした。

でも、次はどのネタへいけば良いのだろう、、、少し迷ったので、客のオーダーを聞いてみることにした。すると、うに、いくら、ネギトロ軍艦セットが、当たり前のようにオーダーされていて、自分もその波に乗ることにした。一気に濃厚な味3連発。食べるとかなりの満足感。

さらに、さて、ここからどうしようかと悩んだ。すると隣のおばさんが、ガリを注文していて、ここはガリは注文制なのかと知る。当然私もガリを食べたかったが、少し間を置いてから頼もうと思う。おばさんの真似をしているとも思われたくもなくて。(誰も気にしていないが)

そして私は、また白身に戻ることにした。白身が好きなのだ。脂がのっている「えんがわ」に行った。エビとアボカドなどの脇道にも逸れたかったが、結構お腹がいっぱいになってきたので、お腹の隙間を無駄にしてはいけないと思い、慎重に選んでいった。

最後は、黄金の皿一番高い1枚450円のものにしようと思い、真鯵を頼む。するとさすが、旨味が最高で回転寿司の終盤としては実に良い選択だったと思った。そう、もう終盤。私はこの時点で結構お腹がいっぱいになっていた。ガリを挟めばまだなんとかいけるのではないか?そう思った私は、おばちゃんを横目にガリを頼む。

ガリで魚の脂がスッキリとリセットされ、嬉しいことに第二ラウンドに行きたくなった。この辺で、メニュー表にある一番安めのネタに取り掛かる。甘海老、穴子、玉子。前半でちょっとお高いネタオンパレードだったので最後はお気軽に甘めな味でお気軽に寿司を楽しむことにした。

それにしてもガリが異様に多い。もっと早く頼めばよかったと反省。炭酸で割ってジンジャーエールにしたいぐらいだった。

試行錯誤した結果、食べた皿は記載していないネタもあるので、10枚ほどだった。いつもこれぐらいしか食べられないのだが、、、いつの日かとても巧みなオーダーを発見し、20枚ぐらい食べられるようになりたいと思うのだった。

自分の寿司の鉄板のオーダー順を探ってみたくなった。”これが、ふだん行かないところを開拓した発見なのか!と思うと占いも結構当たるものなのだなと思った。

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さらに、驚くことに悩みに悩んだオーダーのお会計がこのゾロ目!寿司オーダー、これから極めたい!

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