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CMディレクターの婚活挫折記録①

40歳前って、ブレる時期?」

私は、現在アラフィフになりつつある独身。やっと40前に経験した婚活を冷静に見直すことができるようになりました。先に言ってしまうと、婚活は挫折。

婚活でいい感じの人はいましたが、結婚に発展するほどの人はいませんでした。そのため、私にとっての婚活って一体なんだったんだろう、婚活は私に何を残したのだろう?と何も掴めぬまま終わりました。しかし、会ってくれた男性には、とても失礼な話ですが、結局私は、

「結婚なんてしたくなかったんだ」と言う結論に至りました。

こうやって自分を俯瞰で見れるようになったのは、恥ずかしい話、つい去年のことです。正直、イタイ女です。そして、こうやって文章にできるようになったのは最近のことです。自分をいろんな角度で見られるようになった今、勇気を出して書いていこうと思います。

とにかく、自分は仕事人間なので、プライド高い意地悪な独身女に成り上がり、以下、上から目線の発言が多数出てくるかと思いますが、お許しください。

長女でCMディレクターと言う仕事をしてきた私にとって、仕事は多くの人を導いていく快感がありました。ある意味、女帝的な感覚。
CMの現場は、クライアントからお話しをいただき、CMを企画するところから始まるのですが、クライアントの了解を常に取っていく仕事なので、無茶振りに振り回されることが数多くあります。それに耐えながら、深夜まで作業し企画を出し直し、絵コンテを何枚も書き、プレゼンを通し、撮影に挑み、撮影中の問題もクリアしながら全ての仕事の進行の中心で、ディレクターは動いて行きます。(代理店やプロデューサーももちろん統括してくれたり、フォローしてくれます)人に指示をしていくことが多い立場でもあり、人を分析し、あの人にはこうお願いしようとか、あの人にはこんな忠告をしておこうとか、自分なりに人間力にも自信があるほうでした。

挫折した婚活日記②

そんな仕事中心だった私が、40歳と言う年齢を目の前にし、時間と言う物理的な理由だけで婚活に踏み切ったのです。40過ぎると結婚は厳しいといいますよね。今までそう言う世間的な常識など無視して生きてきた自分だったのに、、、「自分は、自分を表現する自分らしい人生を歩めばいいのだ!」と10代の頃から岡本太郎の名言集を常に読み、「いつかは自分のオリジナルのお話で映画を撮るんだ!」と言う夢を持ち、正直、普通のOLをバカにしながら生きてきました。そして、映像の世界に飛び込んだのに、年齢にあっさり負けた、情けない瞬間です。

挫折した婚活日記③

40歳前後は、おそらく仕事に少し余裕ができるようになり、誰しもふと、自分の人生を振り返る時なんだとも思います。人生折り返し地点。しかも、独身の女性とくれば、まず浮かぶのは結婚です。

自分は、仕事でまず順調にやってきた。

「仕事のように集中すれば、婚活もうまくいく。」

そう思いこんで、3年ほど間違えだらけの婚活をすることになってしまいました。

つづく

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