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読書 「トランジスタ技術2023年3月号付録、”トランジスタ技術の圧縮”」 CQ出版 書棚を占拠する憎いやつ!

1 この本について
トランジスタ技術(ここでは愛称、トラ技)の2023年3月号、ラズパイ関連の記事にくわえて、創刊700号記念なので買いました。その付録、特に気にせずおいてあったのですが、ふと見て、懐かしいことを思い出しました。

2 トラ技との出会いと43年後
私が最初にトラ技を読んだのは、アマチュア無線と電子工作に夢中だった16歳。いまから43年前です。
企業で働いていた間は、職場で読めたので、買わずでしたが、退職後そうはいかず、時々、買います。それを本棚に9冊並べるだけで20㎝(1冊~1.5㎝)も占拠されるので、床に無造作に放置することにしました。これでも、必要な時には取り出せます。CQ出版さんごめんんさい。

3 書棚を占拠する困りもの?!
私も43年前は圧縮していました。それも、すごく真面目に。
まず、ドライヤーで糊を溶かしながら背表紙を破れないように外す。次に、本体を広告ページと記事ページの二つに分け、後者だけを糸で綴じる。最後に、外した表紙を、綺麗な一冊に見えるよう、縫じた本文ページに木工ボンドで貼りつけ。
忙しい高校生活でやるべきことに思えないですが、真剣にでした。大学受験が近づくと、勉強からの逃避で続けていたような気もします。こんな事を書くなら、1冊でいいから、記念に残せばよかったです。
ほっておくと、書棚を占拠する、ある意味で困り物のトラ技。圧縮は、トラ技愛の象徴です。捨ててしまった広告ページ、当時は最高の電子部品の情報源でした。これにも、捨てながら、感謝の気持ちがありました。
どなたか、トラ技の広告半世紀、なんて記事を書いてくれませんか?

写真1 手元にある9冊分の厚み


写真2 創刊700号記念の付録(著者撮影)

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