趣味が合う、価値観が合う、のまやかし
趣味が合うこと、価値観が合うこと。
それは似て非なるもの。それをよく感じるようになりました。
よく恋愛で、
「趣味が合う人がいい」
「価値観が合う人がいい」
というワードが出てくるけど、その二つはごっちゃになりがち。
自分もそうでした。
もちろんどちらかが似ていれば、もう片方も似ていることは事実としてあると思います。けれども、一緒として考えるのは全く違う。
この一年で転職・結婚をしてから、趣味の合う友人との過ごす楽しさは変わらないのになぜか物足りなさを募らせていました。
友達が減ってないのに減った気がする。
何がいけないんだろう。
何が変わったんだろう。
もやもやっと。
ようやく、それが何となくわかりました。
それは、価値観のせい。
あまりに自分がステージを急いで駆け上がり過ぎて、景色が変わっていました。
だれが悪いでもなく、駆け上がることが良い悪いではなく。
そして、その急激な変化に伴う、自分の価値観を話すこと、共感することを渇望していたことに気づきました。
昨日のSUSONOのイベントで「目的やゴールで繋がるのではなく、共感で繋がれる友達って大切だよね」という話をされた松浦弥太郎さん。
本当にそうだなぁって思います。
仕事のゴールは?
人生の目的は?
何か明確なものをすぐ作らなきゃいけない。
そう自分で脅迫していました。
けっこう疲れてました。
でも、それに気付いてふと周りを見渡したら、
妻以外にも共感できる人たちがいました。
妻の友人夫婦、SUSONOで出会った&これから会うだろう友達。
なんだなんだ。いるじゃん。
ほっ。
ステージが変わることで友達が増えて行き、
また、別の友達がそのステージに追いついてくるはず。
そんな当たり前のことをようやく知れた大事な日曜日でした。
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