みんなちがって、みんないい
「みんなちがって、みんないい」
小学生のころ金子みすゞさんのこの詩を授業で受けた方は多いのではないでしょうか。
この詩の内容はあまりにも有名なのでここではふれないことにしますが、改めて大人になった今、この言葉に考えさせれます。
人間は誰一人同じ考えを持った人間なんていない。当たり前のことだけれども、それをどこまで「みんなちがって、みんないいい」で許すべきなのか?許すべきではないのか?
私はいわゆる、ゆとり教育世代です。詰め込み教育を緩和して生徒一人ひとりの個性を大事にしよう。という背景にてゆとり教育が始まったと認識しております。(違っていたいらすいません・・・)そんな時代背景だからこそ、「みんなちがって、みんないい」という詩が教科書に採用されたのかもしれませんね。
しかし、個性を大事に。とは言っても突出した個性は組織からは忌み嫌われ、出る杭は打たれる状態。皆と同じことを足並み揃えて行うことが美徳である。まだまだそんな世の中ではないか?
そんな感覚を多く持つ日本人だから世界からは
「規律があって礼儀正しい国民」というイメージもあるのかと思います。
私はこの慎ましい国民性が好きである。
一方で、個性を大事にクリエイティブな人間や素晴らしい才能を開花させる人が多く出てくる事も世界で活躍する日本人が出てくるために重要だとも思います。
そこで最近強く思うのが「個性」という事を免罪符にして「自分勝手」「傍若無人」のような振る舞いをする人も多くいる気がしてならない。
人様に迷惑をかける個性は個性ではない。
「独りよがり」だと思う。
私自身も気をつけなければならないが、全ての人にその違いに気づいて欲しいものです。
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