見出し画像

二人目の妊娠初期症状その1

二度の流産後、3度目の妊娠2002年9月、
出産は予定日より少し早い
2003年4月 無事男の子を出産

一人目出産から4年後の6月。
2007年6月下旬、妊娠発覚。
梅雨に入り蒸し暑くなってきた頃、やってきたのだ!
私の子宮に そう二人目の赤ちゃんが。

どちらかというと旦那の方が
二人目の子どもを欲しがっていた。
私も3人姉妹、旦那も3人兄弟。
周りのママ友は、せっせと当たり前のように
1人、2人、3人と兄弟姉妹を!
ってがんばっている。
私はそんな気持ちにはならなかった。

兄弟姉妹はいた方が良い
それはわかる。わかっているというか

一人っ子は遊び相手がいなくて
面白くないだろうなっていうぐらいの
非常に浅い認識。
一人っ子が本当に面白くないって感じてるかなんて
当人じゃなきゃわからん!
って心の中で思いながら。

2度の流産のあと授かった長男の存在が
本当にありがたく、この上なく愛おしく
この子1人で十分って気持ちが強かった

二人の子どもに愛情を注ぎながら毎日を過ごすことができるだろうか
二人の子どもを平等に愛せるだろうか
と、本気で心配した。

長男の誕生は奇跡的で
こんな奇跡はもう私の人生に起こらなくていい
そんな気持ちだった。

もうひとりとか…
もう一回あの行程(妊娠発覚~出産)を経験することが
なんかもういいやって
感じていた。

もうひとつ、私が2人目欲しい!
と思えなかった理由


それは、
このころ旦那は猛烈に忙しく
待望の赤ちゃんと
触れ合う時間もなく
今では考えられないぐらいのやせで
顔色も悪く、それはそれはイクメンとは
ほど遠い企業戦士だった
家族のために一生懸命働いてくれていた。

育児を手伝ってくれる人は近くにいない。
私には二人の育児なんて無理だとも思っていた。

うん?
でも妊娠したのです。
長男が4歳になったころ。

魔の二歳児といわれる時期もなんとか終わり
近所にもいわゆるママ友ができたことで
育児にも少し余裕ができ、ホッとしたのか
また奇跡が起きたのです。

そのときの妊娠初期症状は

二人目妊娠初期、まず生理が来そうで来ない。
・このころの私は基礎体温を測っていなかった。
生理予定日にピンクの薄いおりものが少量あり
・胸の張り、足のつけねがチクチクとひきつれるような痛みがあった。
生理遅れて一週間後、妊娠検査薬を買って試すとすぐに陽性反応
⭐その頃ピンクのおりものが出なくなり、胃がムカムカし始める。
⭐胸の張りはずっと続いている。
 ※これが2007年6月29日
7月5日 胸の張りと胃のムカムカがなくなる
    心配になり、意を決してクリニックへ


4年ぶりのクリニック
初めて妊娠し、流産した時に来たクリニック。
やっぱり緊張する。

病院は内科であろうと外科であろうと好んで行くところでは
ないけれど産婦人科は特に緊張しかない。
周りをみると夫婦で来てる方も多い

幸せが詰まったまんまるい大きなおなかの
はっきりと妊婦さんとわかる女性
その横には奥様を気遣う優しそうなご主人であろう男性。

私のおなかはペタンコ

尿検査はっきり陽性。
中に呼ばれた。
問診、生理予定日からすると6週4日
問題のエコーだ。

先生 『ポリープがあるね』と言いながら
あっという間にポリープを除去。 一瞬痛かった。
そのあと機械で子宮の中を見る。

画面を祈る思いでじっと見ると・・・
袋は見えている。

先生 『赤ちゃんは見えないね。ここに見えてくるはず。今度はここに見えると思いますが、 まれにこのまま見えないということもあります』
私 『はあ。。見えませんね・・』
先生 『週数からすると6週4日だけど5週くらい
   さっき取ったポリープはガンとかではないと思います。
   一応検査に回します。
   今日は2つショッキングな結果だと思いますが、次回ね』

60代くらいの男の先生。
淡々とした口調だった。

その日はやっぱり悲しくて。
ポリープのことも心配だし。
帰り道、車を運転しながら涙した。

私はすぐ泣く。弱いのだ。

その日の夜、出血があり、胃が痛くなり
ペタンコなお腹も痛くなって
茶色いおりものも出た。
90%くらい流産を覚悟した。

この続きはまた明日。
最後まで読んでくれてありがとう

この記事が参加している募集

サポートありがとうございます! いただいたサポートは アイス代、いえ 社会貢献活動に寄附します!