ガーナ留学記 #3｜見た目と肌色について思うこと

突然ですが、皆さん！

海外に旅行、滞在してる時にChineseと言われることはありますか？？また、言われたときはどんな気持ちになりますか？？

私は、現在アフリカはガーナ🇬🇭で留学生活を送っていますが、大学内や道端で人とすれ違った時にChineseと呼ばれることは頻繁。
ガーナの現地語、チュイ語で"白人"を意味するobroni(オブロニ)と呼ばれることもめちゃめちゃ多いのです
ちなみに、蛇足ですがチュイ語で"黒人"を意味する言葉はobibini(オビビニ)。
obroniと呼ばれた時にobibiniと返すこともあったりなかったり、、、笑

大学内を1人で歩いてる時に前方からガーナ人に

👧🏿 Hey, obroni how are you?

と話しかけられたり

🧒🏿 Hi, Chinese!

とか

👧🏿 ニーハオ！

とか
例を挙げるときりがないのです😵‍💫
私の見た目そのままを口に出しているだけで、他意はないのでしょう。
今回は、そんなふうに呼ばれることについて私がどう思うのかについて書いていきたいと思います✐

ガーナ人の肌色概念

ガーナに来る前まで、私は自分を白人でも黒人でもなく黄色人種だと思っていました。
けれど、ここガーナでガーナ人が認識する肌の色は、white(白)かblack(黒)の二択。したがって、私はガーナでは白人なのです。
ただ単に彼らは肌の色で人を"区別"しているだけで決して"差別"ではありません。

普段の生活の中で友だちと話してる時に、You are whiteとかShe is whiteとか普通に言われますからね、、、
日本ではこんな感じのシチュエーションないですよね、、、

ObroniやChineseと呼ばれることについて

あまりにもobroniやChineseと呼ばれすぎて、道端で呼ばれても何の感情も湧きません、、、ああ、私に声かけてるんだなあくらい

Chineseと呼ばれたり、ニーハオと挨拶されたりすることに対しても、まあ見た目似てるししょうがないよなあって思います。私自身は、中国人と間違われることに対して特に嫌悪感を覚えることはありません。だってしょうがないもん笑笑

実際、ガーナ人は中国人と韓国人と日本人の見分けができていません。できるようになるべきとも思っていませんけど、、、私たち日本人がアフリカ人を見て、どこの国出身か全く見当がつかないのと多分一緒です。距離が離れているからしょうがない。

ちなみにガーナ人は隣国の人を見た目からはガーナ人かガーナ人ではないかの区別はできず、話す際のイントネーションやアクセントで初めてガーナ人ではないと分かるみたいです。
ってUberの運転手が言ってました笑

私の見た目から、obroniやChineseと声をかけるのは、外国人である私の気を引くために普通のことなんだろうなと思います。

けど、なんだろうなあ、、、普通にHiって声かけてくれてYour hut is nice(あなたの帽子素敵ね)とかYour skirt is nice(あなたのスカートいいね)とか言われる方がものすごく嬉しいんだけどなあ、、、なんて🥲

私の身体的な特徴じゃなくて、私の中身とか服装に興味を持ってくれる方が嬉しいのです。おこがましいけどね。

見た目・肌色で人を判断すること

また、私は自らの見た目から中国人だと思われ、Are you Chinese?(あなたは中国人？)と聞かれたり、急に中国語で話しかけられたりすることもあります。道端で軽く話しかけられるのとは違う感じのノリで。

急いでない時や話す時間がある時は、Sorry I'm Japanese, I cannot speak Chineseと言うのです。だって中国人じゃないし中国語話せないもん、、、

けど中国人って決めつけて話しかけるのはどうなのかな、確かに見た目は似てるしガーナには日本人の100倍くらい中国人がいてアジア顔は大抵中国人なんだけどさ、、、誰も自分の母国ではない国の人だと勘違いされるのは嬉しくはなくない？？

でも、これは私が日本に帰った後に外国人と話すときに相手に不快な思いをさせずにコミュニケーションを取るためのヒントを与えてくれたのかもしれない。

その人の見た目や肌色から、その人の今まで生きてきた背景や出身まで完全に推測することはできないと思う。
見た目は日本人のようには見えないけど、生まれてからずっと日本で育ってて日本語ペラペラな人とか、外国人は英語が話せると思って英語で話しかけたら英語はあんまり話せなくてむしろ日本語のほうが話せる、とか

私は、Are you Chinese?と聞かれるよりもWhere are you from?って聞かれる方がずっと嬉しい、なぜなら相手は私を中国人と決めつけてなく、私自身の出身について聞いてきているから。

外国人と接するとき、見た目や肌色から先入観を持ってその先入観から質問をするのではなく、純粋にどこ出身なの？何しに日本に来たの？日本の生活はあなたの母国と比べてどう？という質問をしたほうが相手も質問する側も楽しいんじゃないかなぁと思うのです。日本の愚痴とか自分が全く知らない世界の事とか聞けるだろうしね😌

見た目や肌色から何かしらの先入観も持ったりバイアスがかかったりするのはしょうがない。けど、それらを元に、人を勝手に〇〇人とか〇〇出身と判断するのは違うんじゃないのかなと思うのです。だったら相手に直接色々聞いたほうがずっと良い。

けどこういうのって難しいよね〜〜
私も今note書きながら迷子になりかけてる
本当は、白人とか黒人という呼び方に対しても考えることがあるんだけど、それはまたいつか、、、

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