日記 - 2020-10｜書肆海と夕焼 / 柳沼雄太 (文芸評論家)

[日記]2020年10月1日(木)

　月が変わる。今年もあと何日と意識せずにも思ってしまう。　『献灯使』を読み進める。面白…

書肆海と夕焼 / 柳沼雄太 (文芸評論家)

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[日記]2020年9月30日(水)

　『校正者の日記　二〇一九年』(牟田都子著栞社)を読む。仕事を中心に、身の周りに起こった…

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[日記]2020年9月29日(火)

　『一人称単数』(村上春樹著文藝春秋)を読み終える。収録される短篇には、「いなくなること…

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[日記]2020年9月28日(月)

　ふとInstagramを開くと、4ADの投稿が目に止まる。どうやらDeerhunterの「Halcyon Digest」が…

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[日記]2020年9月27日(日)

　ようやくBREWBOOKSの間借り棚にて新刊を並べる。今回は「多和田葉子新刊フェア」ということ…

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[日記]2020年9月26日(土)

　紀伊國屋新宿本店に行って、『われもまた天に』(古井由吉著新潮社)を購入する。　今年の…

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[日記]2020年9月25日(金)

　低気圧にダメージを受けている。今日も頭の中が霞みがかったように感じる。同僚や業者さんと多く話した日である。自宅で一人の際に、これだけ声を出すものかと客観的に可笑しさを感じる。相手がその場にいないのに声を出して会話をする行為は、些か滑稽さを携えて胸に迫る。　それほど遅くはないが、近くの書店へ行くには間に合わない時刻に勤務を終了する。『献灯使』(多和田葉子著講談社文庫)を読む。次回の読書会の課題図書にしようと試みている。今回はあらかじめ論点を提示しておこうと考えている。そ

[日記]2020年9月24日(木)

　明日が在宅勤務だと、生活に僅かばかりの隙が出てしまう。　帰宅して、シャワーを浴びて、…

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[日記]2020年9月23日(水)

　今日は在宅勤務。目覚めた時から、体が重く、眠気も取れない。何杯もコーヒーを飲み、休憩を…

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[日記]2020年9月22日(火)

　『ボルドーの義兄』(多和田葉子著講談社)の単行本を発見する。単行本にては初めて遭遇した…

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[日記]2020年9月21日(月)

　新刊フェアの告知をする。今回はすべて多和田葉子氏の著作を並べる。氏の文学には、言葉と身…

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[日記]2020年9月20日(日)

　吉祥寺界隈の古本屋を巡る。BASARA BOOKSから古書防破堤へ。古書防破堤の品揃えは、本当に…

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[日記]2020年9月19日(土)

　新刊フェアに使用するためのインデックスを探しに百均へ向かう。A4で山が五つのインデックス…

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[日記]2020年9月18日(金)

　仕事を早めに終わらせ、武蔵野プレイスに急ぐ。会員カードの更新と会議室の予約のためである。今年の四月二十八日からはじめた友人三人との読書会は、今までずっとオンラインでの開催であった。元々この疫病が蔓延り出した時期に何かできないかと始めた取り組みであったが、オンラインであると複数話者が同時に話せなかったり、資料が上手く共有できなかったりと多少なりとももどかしい思いがあった。回を重ねるごとに、対面で開催したいと思う気持ちが全員にあった。そこで、限られた人数で開催できる場所を求めて

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