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【文章力を鍛えたければ、映画・テレビを見よ!】

今まで私は文章力を上げたくて、文章力の本を読んで、自分で文章書くようにしていた。でも、映画やテレビ番組を見るのも、効果が高いと思い直した。
そのきっかけになった本は、「20歳の自分に受けさせたい文章講義」という本だ。

自分で漫画を書いたり、映画を作った経験もある著者の古賀史健さん。

ライティングの際には行う推敲を、不要な文章をハサミで切り落とす「編集」と表現していた。さらに文章から読み取れる映像の移り変わりを「カメラワーク」と表現し、編集の講義を行なっていた。

私はそれを読んでいて、「プレバト」というバラエティ番組で俳句の先生をしている、夏井先生の言葉を思い出した。
出演者が詠む俳句をバッサリと添削しながら、「映像の移り変わりを大事に」とよく言っていた。
俳句も文章を書くことも、根っこの部分は同じなのかも。
映画は全てのカット、文字に意味があって、見る人がのめり込みやすいように作られている。
俳句も、ムダを一つ残らず削って表現しなければならない。
それを意識しながら見ることで、ライティングに活かして行きたい。

本書の中でも、映画やテレビ番組を見て、構成について考えるのは文章のお手本になると記してある。これから気になった映画やテレビは出来るだけ見ようと思う。

他にもWordの文字数を一定にしておくこと、自分を何重にも疑うなど、ライティングの際に覚えておきたいことが多数書いてあり、ライティングの参考になる。

本の詳細
20歳の自分に受けさせたい文章講義
著者古賀史健
2020年8月1日発行(01)

20歳の自分に受けさせたい文章講義

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