緒方透也|Webライター

自分の思いを綴る媒体があってもいいかなと思いnoteを始めました。 日常のひとコマをテ…

緒方透也|Webライター

自分の思いを綴る媒体があってもいいかなと思いnoteを始めました。 日常のひとコマをテキストベースで綴る、エッセイを公開中。 (エッセイはかなり初心者です。ゆるーくをコンセプトに)

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  • 日常エッセイ

    日々の生活を切り抜いて、そのとき感じたことをそのまま言葉にしたコンテンツを用意しています

最近の記事

世の中、ないものねだり

「タッタッタ…」スマホを打つ指が軽快に走る。好きなもの・ハマったものは、Instagramのストーリーズにアップしてしまう。「投稿」をタップすると、自身のアイコンがくるくるとまわり、止まればアップロード完了。 最近、とある起業系のYouTubeチャンネルにハマっていることを、ついついシェアしたくなった僕はSeason 2を見終えたあたりですぐにシェアした。 基本的には、いいなって思った日々の備忘記録で使っているストーリーズにメッセージが届く。高校時代の友人だ。いつぶりだろ

    • 「縁」と「縁分」

      「まだ連絡が来ていない…」何度目だろうか、LINEのトークの通知を数分おきにチェックしている自分がいる。 数ヶ月前に恋人から振られて、やっぱり諦められないなと思い連絡したのがここ2、3日前のことだった。 「返信くるかなー?」と淡い期待を寄せてみたものの、その相手との連絡は無常にも「既読」の二文字が表示されて以降、音沙汰なしの状態だ。 「いや、別に分かってはいたよ」と自分に言い聞かせてみるけども、やっぱり胸の奥がキュッと締め付けられる感覚が今も残る。 見る人によっては、

      • 「泥臭く」が性に合ってる

        世の中で成功っていうと、華々しくスター街道というか、煌びやかな道を歩んできた人のことを言うと思う。 果たして、実際はそうなのだろうか。 僕は仕事柄、年齢・性別や肩書を問わず、いろいろな人の話聞く機会が多い。 なんだろう、そう、成功している人って、良くも悪くも本当にさまざまなバックグラウンドを持っている。 例えば、今日話した人だと資金繰りが厳しくて、経営者でありながら、自ら現場に出て、はたまた、協業できる経営者と積極的に会って頭を下げて、お金を作っている。 経営者って

        • ネガキャン記事

          今日は少し仕事の話。 Webライターという仕事柄、ネット上に公開されている記事はジャンルを問わずよく閲覧する。 「この言い回し読みやすい」「この流れで訴求されると申し込んじゃうな」といった具合に、真似したい!って思う記事がある一方で、「う〜ん、読みにくい」「自分ならこう書くな」ってちょっと添削チックなことをしながら読む記事も少なくない。 忖度なしで記事を見ていると、上手い下手に関係なく「人柄が出るよな〜」といい意味で感じる。だから、「文章が下手」「誤字脱字が多い」などの

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          4本

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          地元の味

          仕事がひと段落つき、テーブルに置いているデジタル時計に目を落とすと、19:00を指している。「ご飯食べるか」と心の声が漏れた。 冷蔵庫には具材なし、炊飯器を見ても空っぽの釜があるだけ。 外食するため、財布とスマホを持って家を出る。 僕の住んでいる場所は大阪の中心部で、ラーメン屋さん・有名チェーンのファーストフード店・大手の居酒屋などが点在している。だから、その日の気分でご飯を選べる点は大きなメリットだ。 ただ、近くにある、人の集まる飲食店には行き飽きていた節が否めない

          思い立った日が吉日

          いつもより早めに起きて身支度を済ませた僕は、Mさんに会いに行くために普段は利用しないJR線に乗った。 「地下鉄とは座席の配置が違うなー」とか「甲子園って案外近いんだなー」とか意味のないことを考えながら、目的地を急ぐ。 イヤフォンからは、好きなアーティストの春ソングが流れ、車窓から見える桜がより春を訴えかける。 1駅…2駅と過ぎ、目的地の駅に着くと平日だったせいか、改札を通る人・待ち合わせをする人は少なかった。 駅に着いたことをMさんに連絡すると「もう少しで着く」とのこ

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