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『雪国』を読んで

川端康成の『雪国』を読んだ。

冒頭の汽車の中の描写は、福岡から故郷に向かって、日暮れと夜の境目を走るソニックを思い出す。外と車内の二つの景色が混じり合う車窓の不思議な世界。

車窓に映る自分

写真は鳥取から新山口までスーパーおきに乗った時のもの。不規則と規則の揺れに、身を委ねて窓の外の景色を眺める。トンネルに差し掛かる少し前、自分の姿が突然現れたのが印象的だった。

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