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他人を感動させるには、人と違った気配りを見せることです

「他人を感動させるには、人と違った気配りを見せることです。」

米国の教育家・牧師の格言です。


「人と違うこと」を模索する故に、「差別化」がキーワードとして用いられます。

同業他社との比較で「差別化」を試みる場合が、多いのではないでしょう。

他との違いを強調し、他よりも優れている点をアピールしたりします。


「我々は、他ではできないことができる。」

「我々は、他でやっていることをより良くしている。」

セールストークでよく耳にするフレーズではないでしょうか。


「他との「差別化」を目指して努力をする。」

皆が考えるプロセスに、「人との違い」を感じることができないのは、僕だけなのでしょうか。


「差別化」のためのアプローチは、「人とは違う」スタート地点から始める必要があるような気がしておりますが。。。


自己啓発、スキルアップ、起業、マーケティング、、、世の中には、様々な内容のセミナーが開催されていたり、書籍が出版されている。

必ず、セミナー講師、著者の経歴などが紹介されている。

セミナー講師、著者の経歴の中で、ポイントとされている要素がいくつかあるような気がする。

大企業での勤務経験、今に至るまでのクライアント数、公職の有無、そして実績。


誰一人として、同じ経歴の人はいない。

中学を卒業して社会人になった人もいれば、大学院まで進んでいる人もいれば、主婦だった人もいれば。。。


経歴が違うのであれば、やり方、考え方が違って当然だと思う。

それでも、皆、実績がある。

アプローチが違うにも拘らず、「実績」という結果は、「突出している」という意味で同じと解釈できる気がしている。


数ある「人と違った気配り」の方法は、「他人を感動させる」結果に至り、「実績」となるのだろう。

「アプローチの違い」がありながらも、皆、「他人を感動させる」ことができているのであれば、そもそも、「同じアプローチ」で進んでいるのではないだろうか。

異なったアプローチの中に、共通点はないのだろうか。


生まれも、育ちも、受けた教育も、経験してきたことも違うのであれば、何もかも違う筈。

何もかも違うのであれば、結果も違う筈なのに、皆、「他人を感動させる」ことができている。


共通点は何なのだろうか。

最近、その共通点が、わかったような気がしているが、定かではない。

漠然としたものであれば、「目標がしっかり定まっている。」、「自己肯定感が高い。」、、、そのような共通点があるのだろう。

が、それだけでは説明ができないような気がしている。

もっと、具体的なものが存在していると確信している。

「人と違った気配り」とは、「自分にしかできない気配り」、「他の人ができない気配り」なのだろうか。


この名言により、巷間よく耳にする「差別化」という単語について考える機会を得ることができた気がしている。

「人と違った気配り」とは、「他の人がしない気配り」なのではないだろうか。


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