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韓国のおすすめホラー・サスペンス映画5選

こんにちは
映画マニアのワーキングマザー、ゆっちゃんです。

以前から韓国映画・ドラマは好きで良く観るのですが、去年「パラサイト半地下の家族」を観てからは、積極的に韓国映画を観るようになりました。

面白い、ワクワクする、飽きない、見ごたえあり等韓国映画のクオリティはとにかく高いです。

今回は、韓国映画の中でも特に好きなジャンル、ホラー・サスペンス映画のおすすめを5選ご紹介したいと思います。

1)韓国のおすすめホラー・サスペンス映画:新感染ファイナル・エクスプレス

まずは、ゾンビの新しい形を教えてくれた新感染フィナル・エクスプレスのご紹介をしますね。

新感染ファイナルエクスプレス

製作年:2016年
時間:118分
監督:ヨン・サンホ
出演:コン・ユ、キム・スアン、チョン・ユミ、マ・ドンソク、チェ・ウシク、アン・ソヒ等

作品の解説:仕事優先の父親が、娘の希望で別居している妻に会いに行く途中の高速列車の中で繰り広げられる人間対ゾンビの戦いを描いた作品です。

カンヌ映画祭で話題となり、カナダのファンタジア国際映画祭で最優秀作品賞、スペインのシッチェス・カタロニア国際映画祭で監督賞、視覚効果賞に輝くという大偉業を成し遂げました!

作品の見どころ:単なるゾンビ映画ではなく、親子・夫婦・友達等の『人間愛』にも深く切り込んでいるところが大きな感動を呼んでいるのです。
また、ゾンビの特徴が面白い!

一言感想:とにかくゾンビの速さに脱帽です!
そして、なぜかゾンビ映画なのに涙腺が緩んでしまうシーンも多く、感動してしまいました!

・場違いなことを何度もブツブツと言い始める
・動きが異様に速く飛んだり跳ねたりする
・暗闇が苦手で動きが止まる
・音に敏感
・ドアを開ける能力はない

新しい韓国映画のジャンルが開けたのではないでしょうか?
まだ、観ていない方にはぜひ鑑賞してほしい映画です。

2)韓国のおすすめホラー・サスペンス映画:パラサイト半地下の家族

次にアジア初のアカデミー賞作品賞を受賞したパラサイト半地下の家族をご紹介しますね。

パラサイト半地下の家族

製作年:2019年
時間:132分
監督:ポン・ジュノ
出演:ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、イ・ジョンウン、チャン・ヘジン等

作品の解説:全員失業中のキム一家の息子がセレブのパク家に家庭教師として通い始めてから、一人また一人とキムの家族がパク一家へ入り込んでゆく様を描いています。
カンヌ映画祭で最高のパルムドール賞、アカデミー賞の作品賞・監督賞等、アジア初となる賞を次から次へと受賞した2020年一番の話題作です

作品の見どころ:韓国の格差社会をいやというほど見せつけてくれます。
前半は喜劇、後半は悲劇とジェットコースター並みにストーリーが展開してゆき、全く目が離せません!

一言感想:格差社会とは、お金を持っているか持っていないかだけの違いかと思っていたのに、生まれ生きてきた「臭い」が大きな格差となっているのだと衝撃を受けました。
しかも一番敏感なのが子供の鼻だったなんて!
でも、格差関係なく家族の絆っていうのは強いんですよね。

3)韓国のおすすめホラー・サスペンス映画:The Witch/魔女

次は、アクションが見ごたえたっぷりなThe Witch/魔女をご紹介しますね。

The-Witch/魔女

製作年:2018年
時間:125分
監督:パク・フンジョン
出演:キム・ダミ、チョ・ミンス、パク・ヒスン、チェ・ウシク等

作品の解説:特殊施設で育ち、8歳の時に脱走したジャユン。
その後10年後に自分の人とは違った能力を使うことで養父母のためにお金を稼ぐことをしだした彼女だが、テレビに映ってしまったことで、謎の組織に狙われることになります。

主人公のキム・ダミは、オーディションで選ばれ初主演。
とても初めてとは思えない迫真の演技に驚くばかりです。

続編は2021年に公開予定だったそうですが、新型コロナの影響でどの程度進んでいるのか不明です。

作品の見どころ:ハリウッド映画顔負けのすさまじいアクションシーンがとにかくかっこよいです。
おとなしく普通の女の子が、後半では笑みを浮かべながらバンバン人を殺していく様は、観る者をぐいぐいスクリーンに引きずり込んでいきます!
『新感染ファイナル・エクスプレス』や『パラサイト半地下の家族』で重要な役どころを演じたチェ・ウシクの悪役ぶりも見どころの一つです。

一言感想:とても初主演とは思えないキム・ダミの演技に感動しました。
予告編を見た時に、血しぶきが飛び交いオドロドロしい雰囲気に少し躊躇したのですが、観て正解です。
良心的な役が多いチェ・ウシクの悪役もなかなか魅力的でした。
続編がとても楽しみです。

4)韓国のおすすめホラー・サスペンス映画:哭声/コクソン

ドキドキして目を覆ってしまうようなホラー映画、哭声/コクソンをご紹介しますね。

哭声/コクソン

製作年:2017年
時間:156分
監督:ナ・ホンジン
出演:クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、國村隼、チョン・ウヒ等

作品の解説:谷城(コクソン)という村で、村人が家族を惨殺する事件が相次ぎます。
容疑者は皆、身体に発疹があり表情がうつろなことから、幻覚性のある植物を摂取したことによる犯行だと発表されましたが、不可解な点も多くいつの間にか近くに越してきた謎の日本人に関係があるのではと噂が広がっていきます。
警察官のジョングは当初オカルトじみた話に興味がありませんでしたが、自分の娘に一連の犯人たちと同じ発疹が出ていることに気づき、謎の日本人を追い詰めていきます。

この作品のキャッチコピーは「疑え、惑わされるな」。
タイトルの『哭声/コクソン』は、実在の地名と韓国語で「泣き叫ぶ」という意味の言葉とかけたものだそうです。

内容を読み取るのが難しい作品ですが、大ヒットとなり國村隼が日本人俳優として初めて韓国の青龍映画賞で賞を得ました!

作品の見どころ:最初はサスペンスタッチで始まるのですが、そのうちゾンビでも出てくるのか?オカルトチックで悪霊退治になるのか?などオカルトホラーサスペンスといったジャンルになるのでしょうか?
映画の冒頭に聖書の一説が出てきます。

ルカによる福音書24章38節
「なぜ、うろたえているのか。どうして心に疑いを起こすのか。
私の手や足を見なさい。まさしく私だ。
触ってよく見なさい。
亡霊には肉も骨もないが、あなたがたに見える通り、わたしにはそれがある。」

この一説は、生き返ったイエスが弟子の前に現れた時に、幽霊だとおびえる弟子に向けて言った言葉です。

人は、見たいものだけを見る。
こう思いこみたいと思ったらそう見えてくる。
そう信じたいと思えば、そう見えてくる。
後半の神父が、謎の日本人を見て、赤い角の生えた鬼に変わっていきます。
これは、神父がこの日本人を悪魔だと思い込んだ、その信じる心がそう見させたのでしょう。

一言感想:醜く、目を覆うシーンも多かったのですが、グロいホラー映画と片付けることのできない映画だと思いました。
人の「思い込み」がいろいろなモノに見えてくるんだなと勉強になり、また「信じぬくこと」を試されている作品でもあるんだなと感じました。

5)韓国のおすすめホラー・サスペンス映画:目撃者

最後に、ドラマ「ミセン」で良い味出していたイ・ソンミンが主演している「目撃者」をご紹介しますね。

目撃者

製作年:2018年
時間:118分
監督:チョ・ギュジャン
出演:イ・ソンミン、キム・サンホ、チン・ギョン、クァク・シャン等

作品の解説:深夜に酔って帰宅した主人公サンフンが、外から悲鳴が聞こえたのでベランダから下を見ると、女性が殴り殺されるところを目撃してしまいます。
部屋の明かりがついたところを犯人に見つかり、階数の確認をされて立ち去っていきます。
翌日から捜査が始まりますが、目撃者は出てきません。
サンフンは、怖くて名乗り出ることができませんが、犯人から執拗に追われることになります。

「新感染ファイナル・エクスプレス」のキム・ウテクが、製作総指揮を務め、大ヒットを記録しました。

作品の見どころ:刑事役のキム・サンホが、刑事の勘ってやつで犯人に近づいていく様がワクワクします。
サンフンは、事なかれ主義の典型的なサラリーマンで、「スルーしたいのわかるけど、狙われてるんだからさっさと警察に言っちゃえ!」と思いました。

6)まとめ

韓国のホラー・サスペンス映画を5選ご紹介しましたが、いかがでしたか?

韓国映画のクオリティは、年々高くなっているように感じます。

今年は元旦に早速「新感染半島 ファイナル・ステージ」が公開されていますね。

これからも見ごたえのある面白い韓国映画をどんどん観て、皆さんにご紹介していきたいと思います。

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