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育児イベントに参加してみて

昨日、市の育児支援イベントに参加した。
他の参加者も思いのほか、年齢層が高そうに見え、大体30代中盤くらいの年代が多かった印象だ。
日本の晩婚化というのを、ここでも感じる。

参加してみての感想としては、もうすぐ子供が生まれるということをより強く実感したなあということだった。

特に印象に残ったこととして、
・赤ちゃんは意味もなく泣く
・何もできないので放っておくと死んでしまう存在
・首がすわってないので、首を支えることが重要
・赤ちゃんの脳は豆腐くらい柔らかい、揺らしてはだめ
ということだ。

人間の乳幼児期というのは、他の動物に比べても、特に保護が必要な存在なんだなあと思う。

他の知能が低い生物であれば、もっと自立していることを考えると、知能が発達した生物であればあるほど、乳幼児期に保護が必要という傾向があるように思う。
・知能が低い→保護ができない→乳幼児期から自立しないと生き残れない
ということで、生物が進化してきたのだろうか。

古代から、人間は数えきれないくらい子育てをしてきた。
現代のように設備もなければノウハウもない。
さぞかし子供の死亡率は高かっただろう。
親のたゆまない努力のかいあって、子供がすくすくと成長し、次の世代へ命をつないでいく。

親が、苦労をしてまで子供をつくり、育てるのは何故なのか?とふと感じた。
現代でも未婚率は増えたとはいえ、子供を産む家庭はたくさんある。
今回参加して思ったのだが、どう考えても、子供を育てるということは、物理的にも精神的にも大変なことであることは間違いない。
その中で、人類皆が、その大変さを回避しようと考えると、人類は滅亡するだろう。

そうならない、ということは、生物/人間の本能として、子供を作り、育てるということは遺伝子レベルの欲求として組み込まれている部分があると思う。

自分に置き換えると、なぜ、子供がほしいのか?と振り返ってみると
・子供がいる生活を人生で経験したいから
・より幸せな未来が待っている気がするから
ということになる。

子育ての大変さは、いろんなところで言われているが、それを上回るかたちで、チャレンジしてみたい気持ちがあるのだ。

自分の親に感謝し、尊敬できる存在であるように、
自分の子供にも、感謝され、尊敬されるような存在となりたい。


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