負荷をかける喜び


朝、久しぶりに早起きをしてランニングに出かけた。
今日は秋晴れの快晴で、日の光を浴びることが心地よい。
日の光というのは、人間の生命を活性化させるのだと改めて体感した。
一つ驚いたことがある。
朝の七時に、自宅近くの川沿いをランニングしたのだが、あまりにも同時間帯に同じコースで運動している人が多かったことだ。
しかも、苦しそうに自身を追い込むように走りこんでいる人の割合が高い。
自分のように軽いジョギングレベルという人はむしろ稀であった。
走りながら、ふと思った。
どうして、こんな朝から、苦しい思いをして自身を追い込みたがる人が多いのだろう。
自分の場合は、昨日定期で通っている病院の血液検査で、中性脂肪が高かったので、有酸素運動を始めてみようという理由だ。
他の人はどうなのだろう。
きっと個々人にいろいろな理由があるにしろ、一つ仮説として思うことがある。
人間は本質的に自身に負荷をかけることが好きだ。
理由は、負荷をかけたことに比例して、その後の喜びが拡大する。
そのために、朝から苦しそうな顔をして走りこんでいるのではないだろうか。
ここで科学的な検証を調べてみる。
脳科学者の茂木健一郎さんのYouTubeを見つけた。
こちらは脳に負荷をかけることに言及しているが、身体に負荷をかけることも同義だと思う。
**#脳科学者 一日一回は #脳#負荷 をかけよう
https://www.youtube.com/watch?v=k2RI8fPPSG0
<要約>

  • 自分の脳に負荷をかけることは楽しいこと

  • ただ、脳に負荷をかけることを忌避している人が多い

  • その理由は、負荷をかけることが他人との比較を前提としている場合、ストレスを感じるから

  • 本来、負荷をかけて味わえるフローやゾーンは、自身が目指しているスキルレベルに達した時に到達する、これ以上ない喜びの状態

  • そこに入るために、突き抜けることが大事

  • 突き抜けるためには他人との比較ではなく、いまの自分とこれからの自分を比較して、それを超えるような意識で負荷をかけることが大事

  • 負荷をかけないと、脳は成長しない

  • 自身を変える方向に負荷をかける、それ以上の喜びは脳に存在しない

  • 他人との比較と、あなたの人生は関係ない

  • 1日1回、脳に負荷をかけようよ

  • 負荷をかけた方に、脳は成長する

  • じゃあ、あなたは今後、どういう方向に成長したいですか?

人は本質的に成長、変化することに喜びを感じる生き物。
それは、脳であれ、身体であれ、負荷をかけないと成長をしない。
また、その負荷のかけかたが大切であるということだ。
人生の喜びが負荷をかけた先の成長や変化であるというは真理だ。
自身も、いい人生を送るために脳と身体に負荷をかけて変化させていこうと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?