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逆算思考

本記事は、見習い大工4年目が書くメモとなります。インスタグラムも更新していますので、気になる方はご覧くださいませ。

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今日は親方の仲間大工の応援現場。夜明け前の3時に集合出発し、現場で4時には荷下ろしまでするも、監督さんの遅刻で5時に開始。監督さんより先に現場に入って作業するのはNGとのこと。

仮屋根を撤去し、建具枠の下地。社長の初めの説明でイメージが湧かず、再度頭を下げて聞くも、簡単で早口だからわからん。頑張って理解し、下地が組み終わる。

次は建具の枠。

「10ミリ出して仕上がるように、枠を割いて。」
「はい!』

と勢いよく返事し、そこでやらかす。
僕は下地から10ミリ出して割いたんですね。
そして、試しに組んだ枠を入れて、社長に指摘されるまで気づかなかった。
12ミリのベニヤを後ろにかまして事無きを得たんだけど、時間に追われる現場でそんな事された側からしたら、たまったもんじゃないですよね。

そんな感じでそうこうしている内に10時になり作業終了。(10時の開店前までできる現場でした)

帰りの車で「捗らなくてすみません」と謝る僕。
「現場が狭かったしな」とフォローしてくれる社長。
少し気持ちは楽になった😌

けど、謝って済む問題じゃないので、どうしたらいいかって考えたとき、やっぱり答えは「自分が成長して次こそ貢献する」しかないと思うんですね。

かといって、「じゃまた次の現場で頑張ろう」だと遅すぎるし、今日の行動を振り返って改善策を練るだけだと足りないなって感じたので、僕は本に頼りました。

その本は何かっていうと、『5分間逆算仕事術』という本です。

単純に、目的を達成するためには逆算力かなーって思って、アマゾンのレビューがいいやつ探しましたけど、あんま見つからなかったので取り敢えずこれの電子書籍をダウンロードして2時間で読破。

今の自分が求めてる答えとして、これだなって思ったものをいくつか紹介すると、


①「巧遅は拙速(せっそく)に如かず」

仕事の出来が良くて遅いよりは、出来が悪くとも早い方がよいという意味ですね。こんな事書くと、テキトーなやつだなとかって思われるかもなんですけど、紀元前500年前の中国の軍事思想家である孫武が残した兵法書にはこんな事が書いてあります。

「兵法家の孫子が、戦争は戦術がよくないものであったとしても、迅速に行動し、早く終結させるのがよい」

とのこと。仕事やビジネスの世界に活かせるだと思うし、今の僕には猛烈に刺さりました。

② 「5分前行動と、時間になったら始めるのが良い」

予定時刻を過ぎているのに遅刻した人に時間を合わせて待つ事は、お互いの利益に繋がらないので良くない。また、5分前行動をすることは、心に余裕を持つことができるので有益。

一見、少しズレているんじゃないかなって思いがちですが、こういうマインドが仕事に繋がっていって、良い結果に結びついていくんじゃないかなって思いました。

③ 「一つひとつの動きが速い人は、ゴールが見えている」
これこそ逆算思考の本質で、全体像をとらえ、そこから内容を詰めていくことが成功の近道。

だけど、そのためには全体を把握する事前の段取りが重要で、その段取りは5分済ますってところがポイント。そうすることで、先読み力が鍛えられるし、仕事もテキパキ行動できるようになるんじゃないかって思った。なにしろ社長がそうだからうなずける。

「この人なんで仕事終わって明日の準備にこんなキレッキレで動いてんだろ」
っていつも思ってて、
「いつもそうなのかな?俺には無理だな」
なんて思っていたけど、こういった考え方を持つと、仕事終わりの段取りをテキパキやる意味を理解しつつ動ける。


✔️まとめ

今日は仕事が思うように行かなかった。
社長にも迷惑掛けるし、自分が情けない。
そこで逆算思考を先人から学ぶ。

この思考をもとにさらにさらに飛躍して行きたいと思います。
ってことで、本日は以上です

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