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自分という未知の生物を、調査する

「わからない」っていうのは、こわい。

計算問題でも記述問題でもそう。
学問でも仕事でもそう。
家族のことでも友達のことでも、見知らぬ人のことでもそう。

でも一番こわいのは、自分のことがわからないとき。

どうして自分はこういう行動をしているのか
どうして自分はこういう気持ちになってるのか
自分は本当は何がしたいのか、本当はどう思ってるのか。

自分のことなのに、よっぽど気合を入れないと全然わからないことが往々にしてある。

「自分のことは自分がよくわかってる」という言葉には見方によって賛も否もあると思うが、
結局自分のことを一番知る必要があるのは自分だし、
一番長い時間自分と接するのは自分だ。

特に、人生をより良くしようとしたときなどには、よくわかってるのが自分だろうがなかろうが、よっぽど気合を入れてでも、自分のことを知っていく必要が出てくる。

ただ私は、「先の見えないわからなさ」に対しては高揚より恐怖を感じやすい。
抽象的な言い方ではあるが、
「”ある程度区画された未知の領域”は割と好きだけど、区切りの1つも見えない、広大で混沌とした未知の領域はあまり好きではない」というような感じ。

その中で「自分のこと」というのは、後者も後者だと思う。
コロコロ状況が変わるし、底が見えそうで見えない。実態が掴めそうで掴めない。

ただ、「自力で勘で区画をつくってみる」ことをすれば、後者のわからなさに対しても何とか向き合える気がしてくる。
平たく言ってしまうと、「正解の方法かわからないけど、とりあえず何か1つやってみる」ということ。


それで、私が自分のことをわかるために今しているのが、記録
実態が掴みにくいなら、とりあえず目で捉えやすい数値なりを手がかりにしていこうという算段である。

色々とサイトやアプリを見て周り、以下のものを使ってみている。

リズムケア
Moodistory
Sleep Meister
タスクシュートクラウド

…ちょっと色々手を出しすぎて、抱え切れてなさはある。

(”生きるのに便利そうなアプリ”をあれこれと探すのって割とハマりがちで、記録系以外にもいくつか探して入れていたりする。こういうことをしたくなるのは多数派なのか少数派なのか。)

挙げた4つの用途を簡単に言うと、それぞれ「習慣の記録」「感情の記録」「睡眠の記録」「生活全体の記録」という感じ。

使いこなし度合いとか自分の使い方とか1つずつ書いていこうと考えていたのだけど、前振りの話が思ったより長くなったので(あと前振りの時点で暫く筆が止まってしまっていたので景気付けのためにも)とりあえずこの辺で。


まとめ

自分のことがわからないと、こわくなってくるので
最近は自分のことを記録するのに凝っている。

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