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脳内議事録

認識の解像度を上げるための思索の旅の記録です。エッセイ、トーク、音楽などさまざまなかたちで頭の中を晒しています。…本音は傷つく、高くつく。
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ビジネスの会話ってどうしてこんなにつまらないんだろう(大事だけどね)。もっと質的なことも理解し合いたい!だったら、バンドに例えると会話がはかどるよ。

サイコパスのラジオ<シーズン1>(2020.7.31 配信分)

【脳内議事録】
https://note.com/y_uemizu/m/md0e3af51acf5
認識の解像度を上げるための思索の旅の記録です。エッセイ、トーク、音楽などさまざまな

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「どうすればよいか」から一旦離れる

「どうすればよいか」から一旦離れる

仕事といえば次から次に課題が見つかって、課題解決に迫られる場面も多いのではないでしょうか。

「どうすればよいか」

ついやってしまいがちなのが、この問いです。さっさと課題を解決したい気持ちは分からなくはないけれど、いったい課題の何が分かっているというのでしょうか。課題と呼ばれているぼんやりとした何かがある、その程度の認識ではないでしょうか。

ぼんやりした課題を解決しようとするなんて、雲をつかむ

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堂々巡り

堂々巡り

昨年、世界は大きく揺さぶられた。私の仕事も例外ではなく、緊急ストップ。手を止め、足を止め、変則的な動きをしたりと非日常感満載の一年だった。

他者とのコミュニケーション量が圧倒的に減り、1人で過ごす時間も多かった。仕事が思うように進まないのはもどかしかった一方で、(不謹慎ではあるが)個人の暮らしという意味では静かで心地よいものがあった。

家で少しだけ仕事する日も多く、夜には散歩をするのが日課だっ

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愚人はルールを知らず、賢人はルールを熟知し、狂人はルールを作り変える

愚人はルールを知らず、賢人はルールを熟知し、狂人はルールを作り変える

バンドマン時代は想像もしていなかったが、いただいた機会の中で挑戦していくうちに、今では組織づくりのコンサルティングをさせていただく機会が増えてきた。

私がこれまで読んできた本や、横目で眺めてきた企業、現場でコンサルティングしてきた一次情報から総合するに、100名未満の企業のほとんどが次のような問題を抱えている。

①「理念(何を目指すのか)」と「組織図(責任と権限の明文化)」と「業務(一人ひとり

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文明と文化の距離感

文明と文化の距離感

福岡市中央区天神のお馴染みの風景は「福ビル街区建替プロジェクト」によって破壊され、新たな街並みが創造されようとしている。

その話は随分前から知っていた。とはいえ、実際に目の当たりにしてみて「いよいよ、変わるんだな」と実感した。

この写真のちょうど空が覗けるあたりに、「福岡ビル」と「天神コア」という2つのビルがあった。

私自身、そこに大した思い出はない。福岡ビルのTSUTAYAで本を探したり、

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習慣によってつくられるマインドの話

習慣によってつくられるマインドの話

セミナー案内のDMが届いていた。ビジネスセミナーは、どれも「すぐに使える」ものばかり。いわゆるスキルを全面的に打ち出している。

「A」というスキルをお金で買う。それに違和感をおぼえることがある。習得しようとするスキルが、機械的なもの、温度のあるコミュニケーションを介さないものであれば納得できる。

たとえば、簿記を学ぶとき、人間の心情を慮る必要はない。対「人」ではなく、対「システム」である。シス

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一緒にあそぼう。マネタイズは遅らせてかまわない

一緒にあそぼう。マネタイズは遅らせてかまわない

いつぶりに話すのか覚えていないぐらい久しぶりの友人とオンライン飲み会をした。

「うえみずくん、プロフィール写真を撮りたいって言ってたよね?」

友人は言った。

いつぶりに話すのかすら覚えていないのに、一体いつの話をしているのか分からない。

友人は、建物や風景を撮るのが得意でそれを生業にしている。人間の撮影は経験が浅く今練習をしているところらしい。プロフィール写真というより、ちょうどnoteの

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ヒゲを生やす

ヒゲを生やす

ヒゲを生やしている。私の中では、地味に攻めている。

6年前、今の会社で働き出した。初めて責任の大きい立場で社会参加することになった。

スーツを着ること自体が違和感で、名刺交換などといったビジネスのお作法もよく分からない。30歳にもなって、まるで新入社員のような気持ちだった。

属人性は悩ましい

属人性は悩ましい

会社において「仕事を属人化させるな」とはよく言われる話である。

それは組織的な観点からみてもそうだし、業務のクオリティコントロールの簡単からもそう。属人化してしまうと「会社」がうまく機能しない。

組織の属人性まず、日本の多くの会社が、仕事に人をあてがうのではなく、人に仕事をあてがっている。

できる人にはできる分だけの仕事を、できない人にはできない人ができる分だけの仕事を振り分けていることが多

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戦国時代

戦国時代

まるで戦国時代のような戦乱の世である。実際に人を斬ることはないが、人を見切ったり見切られたりすることは多々ある。

あらゆるシステムに市場がこびりつき、何事も市場価値ではかられてしまいがちだ。かなしいが現実はそこにある。

「ゆるい」ってすごく厳しい

「ゆるい」ってすごく厳しい

ものごとには常に反対の力学が働く。

たとえば、「ゆるい職場」があるとしよう。そのゆるさがプロセスに対してなのか、結果に対してなにかによってニュアンスは変わってくるが、いずれにせよ厳しいということには変わりない。

①「プロセス」の管理がゆるいプロセスを管理されないということは、無法地帯ではなく、むしろ自分自身で日々の計画や進捗を管理しなければならないということでもある。

いつか何かの締切がやっ

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ポジショニングと自己実現

ポジショニングと自己実現

私はいつだって冷静に状況を俯瞰してきた。自分自身が他者からどう見られているかをよく理解していた。

見られ方はポジションで決まる保育園時代、病弱で入退院を繰り返していた。しばらく時間が空くと、(幼児ならではあるが)それまで築いてきた関係がなかったことになる。退院して保育園に復帰すると、メンバーは同じなのにクラスのヒエラルキーはすっかり変わっていた。

小学校に入学後、保育園の延長線上でスクールカー

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仕事とは名刺交換である

仕事とは名刺交換である

「あ、うえみずさん!ちょっと…ごあいさつだけでもさせていただきたいんですが。呼んできますので少々お待ちください」

何のこっちゃ。別件で訪れた大手企業のオフィス前で呼び止められた。私のようなどこの馬の骨かも分からん人間に、誰かをおつなぎしてくれるらしい。

しばらく待っていると、見るからにインテリ風のお兄さんがやってきた。忙しいのか何となくイラ立っているのが分かる。

よく分からないけど、名刺交換

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愛とビジネスと投票券

愛とビジネスと投票券

お金を交換券ではなく、投票券として考えてみたい。別に新しい考え方でもないが、意識的にそう考えてみることでお金の使い方にもっと自覚的になれる。

お金という名の投票券商品を売りに来た営業マンと会話していると、「商品の紹介は分かった(資料で十分)。ところで、君のこと、会社のことをもっと教えてくれないか」という気持ちになる。

商品を買うときには商品だけを検討するわけじゃない。どんな商品をどんな会社の誰

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