ともにしらがのはえるまで

君が幸せなのだろうかと思い
君は幸せではなく
けれど日々を続けているのだろう

わかったような想いに着く
だからさっきふと
選ばれなかったことで僕も君も
都合よく腹の底を見せあえる幸せの毒に呑まれる
君がくれたこの幸福は骨に染み
時折こうして軋み疼くのと引き換えに命、
果てるまで友情を。

初校

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