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よこになるよいのくち

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横になる宵のくち、そこはかとなく思ったことから派生していく由無し事から生まれる自由詩だか散文だか。
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#散文

手洗い

喜劇王の悲劇が遠くなっていくほど
また笑えるようになったけど
緩んでいるものもある
外した布マスクをすぐに洗っていたのに
翌日になったりする
そんなぼくが
何かを守り大切にせよと叫ぶ資格があるだろうか
掛け替えのない命と
掛け替えのない血と汗によって稼がれた金の使い道を
比較するまでもなくだめだと
引き合いに出すことに何か意味は生まれるだろうか

名声の有無に関わらず
命はひとつで1円足りないだけ

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