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よこになるよいのくち

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横になる宵のくち、そこはかとなく思ったことから派生していく由無し事から生まれる自由詩だか散文だか。
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2020年12月の記事一覧

手洗い

喜劇王の悲劇が遠くなっていくほど
また笑えるようになったけど
緩んでいるものもある
外した布マスクをすぐに洗っていたのに
翌日になったりする
そんなぼくが
何かを守り大切にせよと叫ぶ資格があるだろうか
掛け替えのない命と
掛け替えのない血と汗によって稼がれた金の使い道を
比較するまでもなくだめだと
引き合いに出すことに何か意味は生まれるだろうか

名声の有無に関わらず
命はひとつで1円足りないだけ

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