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教員として

今回は教員としての歩みを振り返ります。
授業・部活のことは別で書きたいと思うので、
全般的なことを振り返ります。

長崎での非常勤時代

教えることに一生懸命でした。
自分の少ない知識と経験の中で、良いことを教えようとしてました。
だからこそ、エネルギーのある年が近い先輩たちから頂いた刺激が
とても貴重でした。
今の自分は、あの頃みたいな刺激を若い人たちに与えられているだろうか

授業が仕事だけど、
授業以外でも生徒と関わることがとても楽しかった3年間。
一方で、卒業式の日、
担任に感謝の言葉を伝える生徒たちを見ると羨ましかった。

初任校での5年間

神奈川で最初に生徒を見た印象は

「ROOKIESだ」

制服を着てない、髪を染める、ピアスをつける…
今でも忘れませんが、最初の授業では携帯が鳴り、
電話に出て教室を出ていった生徒もいました。
長崎では眉毛をいじることで指摘していただけに衝撃大きかった(笑)
今思うと、目に見える生徒の姿をかなり重要視していたんんだと思います。

良いことも悪いことも多く経験しました。涙も流しました。
生徒・保護者に負の感情を抱くことも正直ありました。
でも、そのほとんどは自分が蒔いた種であった気もします。

生徒に対するアプローチは一つだけではなく、
生徒によって色んなかかわり方がある。
そう気づかされた5年間な気がします。

現任校での変化の8年

8年もいるとは思ってませんでした。
というのも、1年目に長崎の教員採用試験を受験。
長崎に帰るつもりでした。しかし、不合格。

あれが人生の分岐点な気がします。
長崎に帰っていれば、たぶん今の自分はなかった。
そう思えるほど、2年目以降から良い経験を積めています。

一番の財産は学校内外で素晴らしい出会いがあったこと。
意識的に新しい出会いを求めていきました。
もともと、そんな感じでもなかった気がするのですが、
何がキッカケなのかは、正直自分でも分かりません。
沢山の出会いにより、自分の教員としての引き出しが増え、
自分の力は大したことないこと。
だから、まだまだ学ばなければいけないし、
一人の力で生徒を育てることはできないし、
生徒を育てるのでなく、育つようにしたいと思うようになりました。
何より、自分自身が学んで、挑戦し、成長する楽しさを得た気がします。

もう一つ大きいのは、妻が出産を終えて復帰し、
子育てをしながら仕事に臨めたこと。
家庭のことを考えながら仕事をやるにはどうすれば良いかを考えたし、
生徒に対する見方が変わりました。

振返ってみて

色んなことがありすぎて、振り返りが難しかったです(笑)
ただ、教員としてスタートした頃から、大きく変化していると感じました。
もちろん、良い意味で。
まだまだ15年。これからも成長していこうと感じた振り返りです。

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