見出し画像

自己紹介

 はじめまして。谷山雄次郎、横浜生まれの うお座、A型です。現在は茅ケ崎に住んでいます。
 2年前から小説を書き始め、処女作「記者失格」、2作目「満開の桜の樹の下で君に贈る言葉」(共にamazonで販売中)、そして現在、 3作目の長編を執筆中です。

 子供の頃、初めて就きたいと思った職業が小説家でした。太宰に憧れ、何事にも縛られずに、自由に生きたいと考えたからです。
 その想いは紆余曲折を経て、ようやく叶えることができ、(ノートでのデビュー)万感の思いです。ちょっと大袈裟かな。

 僕はギターよりギターケースに憧れるという性格のため(笑い)、小説家になりたいとの夢はいつしか、プロ野球選手に代わり、

画像1

高校生から大学生へ成長するに従い、ミュージシャンから映画監督、それが叶わないのならテレビということで、当時、新宿河田町にあったフジテレビの「3時のあなた」という番組のディレクターとして、キャリアのスタートを切りました。

画像2

 在職中は事件、事故、芸能ニュースから皇室まで数多く取材してきましたが、中でも一番印象に残っているのは、御巣鷹山日航機墜落事故です。墜落した翌日には自衛隊のレンジャー部隊とともに、切り立った尾根を登り、4時間かけて現場に到着した時の光景は、今も忘れることが出来ません。
 ただ、自分でも不思議に思うことは、凄惨な事故現場よりも、脳裏に焼き付いているのは、急な斜面を這い蹲って登り切った瞬間、目に飛び込んできた蝋のような手首です。

画像3

 13年に渡り、ロス疑惑やソ連の崩壊、政治改革で揺れる激動の政界を取材、毎週政治家を招いての討論番組を6年間担当したあと、放送作家へ転身しました。
 実はこの時、心身ともに疲弊し、大好きなハワイへ移住する計画を立てていたのですが、グリーンカードの申請中に仕事の依頼が次々に舞い込み、断念しました。
 仕方なく(今はなんて不遜な奴なんだと反省していますが、当時はそんな気持ちでした)、「めざましテレビ」「THEWEEK」「ビッグトゥディ」「TVアゲイン」「報道2001」などの番組に携わったあと、何を血迷ったかアパレル業に転向しました。

画像4

 拠点も実家の横浜から本厚木、鎌倉由比ヶ浜へ移し、ジーンズやポロシャツ、ニットなどのオリジナルブランドを立ち上げたのです。

画像5

 ブランドを象徴したのが、鎌倉彫のボタンです。   
 究極のオリジナリティー、オンリーワンです。
 人間何が転機となるのか、ホント、わからないものです。シニア世代がかっこ良く履けるジーンズやポロシャツ、ジャケットがあったらいいのになァとの思いから始めたアパレル業ですが、破竹の勢いだった<ZOZOTOWN>のようにはいかず、想像以上に悪戦苦闘の毎日でした。
 聞くも涙語るも涙の物語は、書ける時がきたら、小説にしたいと思っています。

 すべてを失い≪家、土地、車、友人、信用etc≫、茅ケ崎へ引っ越し、その日から仕事探しの日々。
 捨てる神あれば拾う神ありです。心機一転、人生初めてのサラリーマン生活へ。未経験の営業、上司や部下、同僚との人間関係、家族、地域社会との関わりなどなど、今となれば貴重な経験でした。



画像7

 もうひとつの転機が、両親の相次ぐ死でした。孝行したい時に親はなしです。
 そして、僕は小説を書き始めました。

画像8

 先日、相模川の彼方に沈む太陽を眺めながら、僕は死ぬまで小説を書き続けようと誓ったのです。
 小説を読んでくださった人たちが、良かったと幸せを感じてもらえるような作品を。

Mail:y.taniyama@cosmos.ocn.ne.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?