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廃線間近?留萌線・深川ー留萌を回る

先日、日帰りドライブで留萌方面へ行って来ました。
JRから地元に廃線方針が正式に示された、留萌本線・深川ー留萌を車で駆け足で回り、撮影しています。なお石狩沼田ー留萌が来年3月、深川ー石狩沼田が2026年廃止という方針。そこで先に留萌線の駅を車で回ってみました。

1.留萌駅

現在の留萌本線の終点です。かつては増毛駅まで路線がありました。深川留萌道、国道231号が充実し、留萌本線沿線の人口や通学等に影響が少ない、赤字負担に耐えられないため、留萌市は廃止に舵を切りました。

2.大和田駅


貨車車両を使った無人駅です。駅舎は国道233号側でなく、反対側の市道沿いにあります。国道から駅に向かう場合、踏切を渡る必要あり。

3.藤山駅


こちらは貨車でなくちゃんとした建物の駅舎。無人駅です。国道233号から少し入れば駅舎に行けます。

4.幌糠駅


大和田駅と同じ貨車の駅舎で、塗装模様がほとんど同じです。大和田駅と同様、駅舎は国道233号側でなく、反対側の市道沿いにあります。国道から駅に向かう場合、踏切を渡る必要あり。しかもすぐそばの国道233号には駐車帯があるのに、駐車帯から駅舎へ向かう事は出来ません。

5.峠下駅


留萌本線で現在唯一列車交換が出来る無人駅。ここまでが留萌市です。

6.恵比島駅


NHK連続テレビ小説「すずらん」のロケが以前行われた駅。明日萌(あしもい)駅の名前の駅名標があります。ロケセットは現在沼田町が管理。管理人がいる時ならロケセット内部を見る事が出来ますが、行った日は祝日のためか管理人不在のため見る事が出来ませんでした。

7.真布駅


周辺に人家はわずかで、駅舎がなく片面ホームの待合所だけがある駅です。

8.石狩沼田駅


沼田町の中心にある駅で、沿線のうち最も廃止に難色を示したのが沼田町。高校生の通学への影響が大きいためです。JR北海道は沼田町などに配慮し、来年3月の廃止を石狩沼田ー留萌に短縮する方針に変更。
かつては石狩沼田から北竜、雨竜、新十津川、浦臼、月形を通って札沼線がありました。札沼線の沼は石狩沼田に由来します。現在札沼線は学園都市線という愛称がつき、当別町の北海道医療大学までの営業となっています。

9.北秩父別駅


真布駅と同じ様に片面ホーム・待合所のみの無人駅。しかも駅のそばには利用減に大きく影響した深川留萌道が走っています。周辺は田畑で待合所はドアの故障で中に入る事が出来ませんでした。

10.秩父別駅


秩父別町の市街地にある駅で周辺には住宅があります。沼田町に次いで廃止の影響が大きいのが秩父別町。

11.北一已駅


きたいちゃんと呼びます。深川市にある無人駅で、周辺は水田が広がっていますが、駅ホームには花が植えられ、地元の人が手入れしていることが判ります。

12.深川駅


留萌本線の起点・終点です。有人駅で札幌と旭川、網走、稚内を結ぶ特急ライラック、カムイ、オホーツク、宗谷が停車。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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