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日本企業で求められる、成熟層と中堅若手層の一体化として捉えた人材育成

 成熟層(50歳以上)向け社会課題解決プロジェクト「REVIVE」の2021年スタートに向けたイベントを6月18日に実施した。

REVIVE・・・成熟層向け社会課題解決プロジェクト
https://connective.co.jp/revive/

 参加企業・参加を検討している企業・事務局に加え、過去参加者も迎え、日本企業の中での成熟層の活躍について考えた。

 共通したメッセージは、成熟層の活躍への期待が日本企業で高まっていること。
 ・日本企業もコロナ禍に巻き込まれ、余裕が少なくなっている
 ・企業内の成熟層の割合が増えて、中堅若手層の負担の増大
 ・バブル入社組も成熟層になって数年、役職定年が見えてきた
 ・定年延長の動き+70歳まで働く機会を確保する企業の努力義務の施行

 ただ、一方で人材育成が中堅若手層に偏った日本企業の現実から、成熟層へのメニューを新たに構築していく難しさの声も多く聞かれた。


 今回のイベントでの新たな気づきは、成熟層へのメニューは中堅若手にも影響を与える全社として重要なものであること。

 成熟層が活躍すると中堅若手の転職意向が下がるなど、成熟層と中堅若手層の育成をそれぞれ別個で考えるのではなく、一体として考える必要がある。この変化の時代、全社一丸での変化を起こしていくために。

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