白川町民的「岐阜にイジュー!第9話 白川町のお年寄りを知る」感想
あらすじ
地元のお祭り「杵振り祭り」の準備に参加する美晴と花。
ひょんなことから100歳で亡くなった「藤井の婆さま」の御通夜にも参加。さらに、仲良しのご近所さん・節子おばあちゃんの誕生日が近いと知りお祝いすることに。
そこでおばあちゃんから、在りし日の活気あふれる白川町の様子が語られる。
公式サイトより
予告動画
切井地区の春祭り「杵振り踊り」。
その準備の中でのおじさん達の会話が方言強すぎてわからない、と白川町外の人から言われたので、訳してみます。
白川弁
「そぉいやぁ、あそこのオバァってこないだまで畑で鍬ふりょーらしたけど、逝っちまわしたげなぁ」
「藤井のおばあさんやなぁ、あの人も死んじまわしたで若いモンたがたるうなるかもしれんわな」
訳
「そういえば あそこのおばあさん、この間まで畑仕事されていたけど、亡くなったそうだね」
「藤井のおばあさんだね、あの人も死んでしまったから、若い人たちが元気なくなるかもしれないな」
ニュアンスの違いはご容赦ください。
(「たるうなる」は訳が難しいけど、この場合は、喪失感から張り合いが無くなるといったニュアンスかな)
藤井のおばあさんの死を知り涙、からのいつものオープニングです。
ただ、白川町民はこの流れのオチが予想できたのではないでしょうか。
同じ苗字の人が異様に多い、田舎あるあるですw「藤井」は特に黒川の方に多いイメージ。
公民館で「健康麻雀」を楽しむお年寄りの方々。
賑やかで和みます。元気すぎて死ぬのを忘れる、元気なおばあちゃんたちですw
お通夜は「通夜祭」と言われるように、神式です。
白川町はその昔、仏教を排除する『廃仏毀釈』が行われた歴史があり、神道の家が多いのです。
お通夜の後の会食。大往生のおばあさんを賑やかな会話で偲ぶ白川町の人たち。それを見守る美晴。このシーン、田舎の暖かさを象徴しているようで、大好きなシーンです。
それぞれの方法で節子さんへの誕生日プレゼントを用意する美晴と花。
森林組合から材料をもらってくる花の行動力とコネクション、すごすぎる・・・!
そして、節子さんへのサプライズ。
喜ぶ節子さんがもう愛しくて…!
からの節子さんの長い話w
私のおばあちゃんも、話長かったなぁ。懐かしくなりました。
また聴きたいなぁ。
花が節子さんにプレゼントした青空のベンチは、しばらく道の駅「ピアチェーレ」に展示されていました。
「イジューに乾杯~AFTER TALK~」その9
藤井節子役
渡辺博子さん
大好きな「藤井のおばあちゃん」!
町のサークルで演劇をされているそうです。
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