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雨の降る夜中のバーは「雨に唄えば」

雨が降る夜中にBARからカラオケが聞こえてくるのが良い。
カラオケ付きのBARに来店せず、そこにある壁越しのBARに自分がいると思いながら、外側から楽しんでいる。
雨の音に混じれて有線音とはまた別の歌っている音。映画に「雨に唄えば」というのがある。
それとは真逆の空間芸術。
BARの中で雨に唄っているような感覚。
何でお酒が飲みたくなるのか。アルコールの酔いと味覚と社会的な苦味。
お酒に飲まれることでもなく、仕事で疲れた後にお酒を飲みたくなる。一度飲んだからなのか、疲れたあとに飲むお酒の現実歪曲さと幸福度をどこかのイメージセンサーから与えられたものだと思う。
一杯梅酒を飲んで1日が閉じようとしている。

2023/6/1

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