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エンジニアとして不動産業界に発信していく意味

こんにちは、坂野です。
不動産テックサービスのエンジニアをやっています。
巷では「先生」だの「歩くWikipedia」だの、好き勝手呼ばれていますが、このnoteでは、業界の不動産会社様、そして不動産・テックに興味がある一般の方向けに、業界のエンジニアとして発信をしてゆこうと考えています。

さて、エンジニアをやっていて、エンジニア以外、特に事業者の方に向けても発信するというのは、少し珍しいのではないかと思います。今回は、エンジニアとして、なぜ不動産業界への発信をしていくのか、思いを記していきます。

作り手としての思いを伝える

世の中のシステムには、作っている人間にしかわからないことがたくさんあります。それを伝えていきたいと考えています。
システムの「当たり前」を作るためにどのような工夫をこらしたか、どこが既存のシステムと比べて革新的なのか、何が難しく、何が実は簡単なのか。
こういった内容は、エンジニアにしか語ることができません。1人の作り手として、自分の作ったシステムに誇りも持っていますし、他社のシステムに感嘆することもあります
そういった1人のエンジニア視点で、不動産テック業界の技術・サービスを紹介してゆければと思っています。自社・他社問わずに記してゆければと思っているので、プロフィール欄でも所属は明らかにしておきます。

「AI」「ブロックチェーン」…流行り言葉に流されるな

メディアやプレスリリースに踊るバズワードの数々。エンジニア目線では「誇大表現では?」と思うものも含まれています。とりあえず「AI」と言っておけばいい、「ブロックチェーン」と言っておけばいい、どうせわからないのだから、という姿勢に腸が煮えくり返ることもしばしばです。
果たしてその技術は、本当に新しい価値を提供しているのか? 果たしてそのサービスは、本当にその技術を用いていると言えるのか?
営業マンが話さない(または詳しく理解していない)「実際のところ」を、追究・発信してゆきたいと考えています

技術進歩の可能性とわくわくを

ただの流行りのことも多いバズワードですが、本当にすごい技術というものも存在します。それはそれでしっかり伝えていきたいと考えています。むしろ、なるべくこちらをメインにしていきたい。
日々の業務であったり、既存のシステムだったり、いろいろと不満が溜まることも多いかと思いますが、技術は確実に進歩して、それらの悩みを必ず解決できるようになります
不動産テックの、技術の最前線にいるエンジニアとして、そのわくわくは人より強く感じていると思います。願わくばそのわくわくを、少しでも業界に広めてゆければと考えています


次回以降はしばらく、今僕が開発している「電子契約」について語ってゆきたいと思います。

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