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E-M1 markiiiは鉄道が撮りやすいカメラ①
今日はカメラ回です。先日、OLYMPUS(現OM デジタルソリューションズ)のE-M1 markiiiを購入しました。このカメラとオリンパスの神レンズであるM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROの組み合わせで撮った鉄道写真を紹介しつつ、E-M1 mark3を使ってみての感想を書いていきます。
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購入経緯
周囲の鉄道写真を撮っている知人にオリンパスユーザが多くいたので、鉄道写真にOM-Dという選択は認知していました。ただ、かつて所有していたマイクロフォーサーズ機を画質面の不満から手放したことがあったので、気になりつつもなんとなく手を出さずにいました。
ただ、OM systemのギャラリーで展示を行った際にE-M1 mark3やOM-1を触ってみたとき、これは良いなと改めて思いました。まず、少々濡れても壊れない堅牢性はありがたい。その上、強力手ぶれ補正やライブコンポジット(簡単にできる比較明合成)などなど多くの便利機能を搭載しています。さらに私の背中を押したのは、E-M1 mark3(厳密にはE-M1 X)からライブND(NDフィルタを付けずともスローシャッターにできる)が搭載されたことでした。フィルタの使用率はNDが一番多い割に、NDを家に忘れて撮りたいものが撮れない事象が何度か発生していたので、これが無くなるのは良いなと思ったわけです。そもそも魅力を感じつつスルーし続けたカメラにもっと魅力がついたと知ると、俄然気になってきて、ついに購入に至りました。
持ってみての感想
スペックの割に軽い、というのが最初の感想でした。フルサイズより小さいのはもちろん、ハイスペックなAPSC機よりももう少し軽いです。この軽さでこれだけの多機能は電車に乗って撮影に行くことを考えると有難いですね。
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機能面の話
主な購入理由のひとつであった機能面。鉄道を撮る上で魅力的な機能が多数あります。
まずは手ぶれ補正。普通の手ブレ補正はもちろん、流し撮りモードの手ブレ補正もかなり強力。センサーサイズ的に感度を上げにくい分はシャッター速度を落とせばある程度対応できそう、と思えるくらい強力です。換算200mm近い距離で超スローシャッターというブレブレになりやすい条件でも電車が判別できる程度にブレが抑えられました。これだけブレが抑えられると流し撮りがかなり撮りやすくなります。
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ライブNDや超高速連写はまだあまり試していないのでまたの機会にしますが、想像以上に良かったのはライブコンポジット。三ノ宮駅に止まる新快速と車の光を組み合わせたのですが、車が通る度に光跡が増えていく様は面白いですね。もちろん面白いだけでなく、光の具合を見ながら適度な所でストップができるのは便利です。それに、合成というちょっと面倒な作業をカメラがやってくれるのはありがたいですね。
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心配していた画質に関しては、新しいカメラとPROレンズの組み合わせなだけあって、過去手放した時とは比べ物にならないくらいの向上を感じました。現状画質面の不満はほとんどありません。
総じてE-M1 mark3は「めんどくさいこと、難しいことを代わりにやってくれるカメラ」だと思いました。アイデアを容易に具現化出来るので、撮り手は自分が撮りたいイメージを考えることに集中出来る、それが一番大きな魅力です。鉄道写真においても、その魅力はいかんなく発揮されそうです。
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