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少しこころが楽になる就活のはなし。vol.3~見方を変える自己分析編~

少しこころが楽になる就活のはなし。第3弾!

今回は自己分析をテーマに書きます。

自己分析を題材にした記事は沢山あるので、その中でも行き詰った時に試してほしい簡単な内容を紹介します。

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自己分析とは

そもそも自己分析という言葉を調べるとコトバンクでは、

自己分析とは、「自分を探る」作業のことです。就活の際の自己分析とは、「どんなシゴトがしたいか」「どんなシゴトが自分に向いているか」「どんな会社に行きたいか」を認識・理解することといえます。簡単にいうならば、大学を受験する時に、「自分は何に興味があるのかな?」「大学生活で何をやろうかな?」「どこの大学だったら入学できるかな?」とあれこれと悩んだうえで、進路を決めたと思います。それと同じことだと考えてみてください。しかし、大学の受験と違って、就活では面接やエントリーシートなどで「自分の価値」をどれだけアピールできるかが合否に影響してきます。そのためには自分の長所や特徴を把握し、具体的に説明ができるように準備しておかなければなりません。そこで、自己分析という作業が重要になってくるのです。そういった意味で自己分析は、自分の進路を決定するために不可欠な一番最初に取り組むべきステップだといえるでしょう。

自分が何のために働くのか、どんな環境で働きたいのかを探し、企業を選ぶ為に最初のステップとして行う事です。

私の知っている範囲でですが有名どころでは
・モチベーショングラフ
・自分史
・過去の経験になぜ?の問を続ける
などがあると思います。
全てに共通する事は自己分析のスタートは過去から始まるのが大多数であるという事。

しかし過去から未来を探る事は無限に分岐が広がり、自己分析した結果を未来に紐づける事は大変難しくなります。

未来から考える自己分析

計画的偶発性理論という言葉を聞いた事はありますか?
これはスタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が提唱したキャリア理論です。

ざっくり説明すると
「キャリアの8割は偶然によって決定される」のでその偶発的な事を計画的に導く事でキャリアアップをするという考え方です。

この理論は現在と未来どちらを大事にするかというと現在を大事にした考え方で目の前の事を大事にする事が未来に繋がるという考え方です。

この考えを自己分析に落とした時に、以下の順番で一度考えてみてほしいのです。

①現在の自分が求めている環境と、そこでどうなりたいのか。何がしたいのか
②①で上げた環境や人物像、やりたい事は何故そう思ったのか。
③②で考えた事を裏付ける過去の経験があるのか
④もしない場合、過去の経験で逆説的に説明出来る経験がないか

です。

過去から考えると未来は無限に分岐しますが、過去を積み上げた現在の自分の考えや思いを説明する為には、少し未来から現在そして過去へと思考が遡っていきます。

説明出来る過去があるという事は、その未来を望む動機があり、面接でも説明が出来るはずです。

最後に

もしかしたら同じ考え方の粒度をさらに細かくしたものの説明が他にもあるかもしれませんが、自分はまだ出会った事がありません。

自己分析を何のためにやるか考えた時に、面接官の為でも企業の為でもなく、間違いなく自分の為にやるものです。

自らを省みて、未来の選択肢を後悔しないものにする事が自己分析の目的なので、自分の為に行っている事で苦しんでいる人がいたら是非助けになればと思っています。

もし失敗したと思っても、自分が選んだ道を最善にすれば問題ないでしょ!

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