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初めて会う

アイドルグループを活動の仕方で大きく2種類に分ける考え方があります。ひとつはメディアを中心とした活動、もうひとつはライブハウスなどでのライブパフォーマンスを中心とした活動です。sora tob sakana=オサカナ (以降オサカナとします。)はこの後者のライブアイドルというタイプのグループです。

後者のグループは地下アイドルという言われ方もするようによりディープな世界という側面もあり足を踏み入れる事は、前者の大きなライブに参加した事はあったもののなかなかハードルの高いものでもありました。その境界を越えるきっかけとなったのは2019.3.13に発売されたWorld fragment tour というアルバムです。

過去に出されていた楽曲と少し趣が変わりその変化がとてもしっくりくるもので、自分のツボにハマり虜になってしまいました。そしてその直後くらいに代々木公園でのイベントで無料ライブが行われる事を知りました。この楽曲が生歌で聴ける?本当に⁉︎しかも無料で⁉︎⁉︎と思うといてもたってもいられず、出不精の僕が好奇心に負けてオサカナのライブに初めて足を運ぶことになりました。

再び解説を挟みますが、ライブアイドルはライブ後に特典会というファンとの交流会が必ずあります。物販で購入するグッズに付いてくる特典券を使う事で握手をしたりインスタントカメラによるチェキ写真を一緒に撮ってもらえたりするというものです。

初めてのしかも野外のライブに少し興奮しつつ、特典会と言うものをまだ知らない僕は物販でグッズだけ買って帰るつもりでいました。しかしお会計を済ませると特典券が数枚この手に握らされています。これが最初で最後だし記念にと言う気分で待機列に並ぶファンの方に教えてもらい全員握手の列に並ぶことにしました。

オサカナは当時メンバーが4人、1人目が卒業発表のあった玲ちゃん、次がふぅちゃん?そして3番目が山崎愛さんだったように記憶してます(違ったらごめんなさい)。野外だったのでメンバーはテントの中で横に並んでるのですが、ちょうどテントの角の位置にあたり支柱が間に挟まるような不自由なかっこうになってしまいました。初めての戸惑いと順番の流れにテンパりどこを見ていいかも分からなくなったまま山崎愛さんの前まで移動したためお顔をしっかり拝む事もなく流れ作業のように握手だけを済まし最後のなっちゃんの前に移る事になってしまいました。これが山崎愛さんとの初めての対面です。

この時はまだ誰を推すと言うこともなくオサカナのファンに過ぎなかったので特にショックを感じる事もなく平穏な日常に帰っていったと記憶しています。いや、少し嘘がある気がしますね。

推しを決めてなかったと言うもののオサカナのイラストを描こうと思った時迷わず描いたのは山崎愛さんでしたしこの時もうっすら何かもやもやしたものを持ち帰っていたようにも思います。そのもやもやが確信にいたるのにはもう少し時間が必要でした。次回に続きます。

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