自信と怒り

自信と無縁の人生。
見てしまうのは弱点だけ。
その弱点だけが自分。
そうなれるだけの人生。

確かな自信を体に感じる。
理屈を必要としない、理屈で分析せずに済む。
そうせずとも内に確かにある自信。

怒り。怒る。
弱さを目ざとく見つけ自信の欠片を自ら砕くだけだった人生に。
そうするしかなかった年数に。
「それも又運命」
そう言い切るには余りにも時を過ごし過ぎた。
自分を壊し過ぎた。

自信を感じながら、それを確実なものにしきれない弱さ。
確実なものにする事をためらう弱さ。


弱さ。

また弱さを見つけた。自然に。無意識に。これ見よがしに。


今、人生で初めて感じる怒り、それが止まらない訳だ。

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