ストローで楽しくなれる！？ 岩瀬コラム03
あなたの表情はどうですか？
みなさんは毎日ご自身の表情をチェックしていますか？
いつも充実していて楽しいことばかりなら、自然と良い表情をしていると思いますが、人生そんなことばかりではありません。
嫌なことや辛いことは誰にでもあります。
例えば、
・テレビのニュースは毎日のように「コロナ」や「殺人事件」、「不倫問題」などネガティブな情報ばかり発信されている。
・仕事に行けば、上司から期限までに書類を提出するように迫られる。売上げを上げるよう求められる。
・家に帰れば疲れて寝るだけ。
など、このような状況だと自然と表情は曇り、疲れ切った表情をしてうつむいてしまいます。
今回はそんな方に必見の何気ない日常が楽しくなる方法をお伝えします。
その方法は・・・
「ストローを横向きにくわえる」です。
たったそれだけで、同じ出来事、同じ内容でも楽しく感じられるようになります。
ストローを横向きにくわえる！？
表情筋の研究でストローを横向きにくわえて漫画を読むと、面白さが20％増したという研究結果があります。
ストローを横向きにくわえると「口角」が上がります。
口角が上がると脳がそれを「笑顔」と認識します。
すると、癒しホルモンの「セロトニン」や、多幸感をもたらす神経伝達物質の「エンドルフィン」が分泌され楽しいと感じるのです。
この実験から、「人は楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる」ということがわかりました。
また、フランスの哲学者アランも「幸福な人は幸福だから笑っているのではない。笑っているから幸福になるのだ」と似たような名言を残しています。
（ちなみに笑顔はチョコレート2000個分から得られる幸福感に匹敵するそうです。）
さらに、笑顔でいることによって周りの人間関係にも良い影響を与えます。
人間には「ミラーニューロン」という「他人と共感する細胞」があり、他人の動きを見て同じ動きをする性質があります。
つまり、口角を上げて笑顔でいると周りの人も安心し、自然と笑顔になれます。
この他にも、笑顔によってセロトニンが分泌されることで
・免疫力がアップする
・イライラしにくくなる
・アンチエイジング（老化予防）
などさまざまなメリットがあります。
ストローをくわえよう！
ストローを横向きにくわえ、口角を上げることで得られるメリットはご理解いただけましたでしょうか？
メリットは理解していただいても、
「いつもストローくわえていたら頭おかしい人だろ！」なんて声が聞こえてきそうです。笑
そんな時はストローを頭の中でイメージしながらくわえるという方法があります。
名付けて「エアストロー」
実際、私自身も空気の重たい会議の時、苦手な人に電話する時、嫌なことがあった時などにこの「エアストロー」を実践しています。
毎朝、鏡の前でも実践しています。
昔は表情も硬く、無愛想な私でした。
そんな私が、以前よりは表情が柔らかく、楽しい日々を過ごせるようになってきた方法です。
是非、みなさんもエアストローくわえて（口角上げて）楽しく日々を過ごしましょう。
お読みいただきありがとうございました。
岩瀬勝覚
理学療法士
JARTA認定スポーツトレーナー
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