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人生の正解はひとつだけじゃない。映画「きっと、またあえる」

今回のテーマである映画「きっと、またあえる」。
もともと全く知らなかったのですが、時々インド映画を調べているからか、Amazon Prime Videoにおすすめされ、評価もなかなか良かったのでなんとなく観てみることにしました。

映画「きっと、またあえる」

「きっと、またあえる」はインド映画で、ニテーシュ・ティワーリー監督、スシャント・シン・ラージプート、シュラッダー・カプールなどが出演し、2019年に公開されました。

正直「きっと、またあえる」というタイトルから、あの有名インド映画に似たタイトルにして注目を集めるタイプの映画かなと思ってあまり期待していなかったのですが、これは観ればいい意味で裏切られます

「きっと、またあえる」のストーリーと感想

「きっと、またあえる」はどんな話?

難関大学の入試に失敗し絶望した結果、飛び降り自殺を図った息子ラガーウに生きる気力を取り戻してもらうため、大学時代の自分の経験を伝える父アニと元妻マヤ、そして大学時代の親友たちの話です。
映画は、ラガーウに話を聴かせるシーンと、その当時の回想シーンにより構成されています。

「きっと、またあえる」の感想

この映画はタイトルにも書いた通り、「人生の正解は一つだけじゃない」ということ、そして「その過程で全力であったかどうかの大切さ」を感じることができるストーリーです。
どこでそう感じるかはぜひ映画を見てもらえればと思いますが、「負け犬」を返上しようと全力で、かつ楽しみながら頑張るアニと親友たちの姿を観ればこの感想はわかってもらえるんじゃないかと思います。

あとストーリーの「自殺未遂」や「負け犬」という言葉から少し重いように見えがちですが、メインとなる主人公の大学時代の話はものすごくポジティブかつユーモアに溢れる描き方がされるので全体を通してはそこまでメンタルにズンとくるといったこともなくクスっと笑いながらみることができます!

ちなみにインド映画といえば歌って踊ってという印象がありますが、この映画歌はところどころありつつも、ダンスシーンはエンディング以外ありません。
なのでいい意味でそこまで「インド映画っぽさ」みたいなものは感じずスッと入り込みやすい一作になっています。

さいごに

この映画、本当にいい意味で予想を裏切る良作でした。
やはりインド映画なので少し長めではありますが、とはいえ2時間ちょっとなので割と観やすい作品だと思います。
ちょっと元気がないな、ちょっと失敗してしまって辛いなといったときにぜひ観てみてはいかがでしょうか!

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