2022年一番のベストバイかもしれないE-inkタブレット
私にとって今年はE-ink端末にハマった年です。
Moaan inkpalm5に始まり、Hisence A5Pro CC、Kindle Paper White(6Gen)とE-ink端末を購入してきました。
inkpalm5やA5Proは携帯サイズなのでとても持ち運びには良いのですが、やっぱりビュワーとしては画面が小さいのが難です。
そのためKindle Paper Whiteに戻ったのですが、完全にKindle本に特化しているため、自炊ファイルがpdfしか使えずしかも拡大などがうまくできないのでちょっと使いにくく感じました。
そこで昔買ったBoox Nova Airなどに戻ったりしましたが、Nova Airは大きさの面で手軽ではない。
そんな感じで今一ハマる端末がなかったのです。
大人しく7インチのAndroidタブレットにするというのが正しい選択なのかも知れませんが、Aliexpressを眺めている間にビビっとくる端末を見つけました。
それがBoox poke4でした。
しかしこれは結構なお値段がする。
悶々としてBoox pokeのレビューなどを検索しているときに比較サイトで「Meebook P6」の存在を知りました。
性能はチープ目ですがMicro SDカードが使えるので内蔵ストレージが小さくてもなんとかなりそうです。
それに安い!
ショップを探すと「Meebook P6」と「Likebook P6」という製品が見つかるのですが、これはどうやら同じもののようです。
Amazonで18000円で買えるというのは素晴らしい。
気がつくとポチっていました。
手にしてみると、Meebookは非常に小さく軽いです。
inkpalm5やA5proと違って日本語にも正式対応しています。
中身はAndroid8.1でGoogle Play Store対応なので、アカウントを入れれば正式なAndroidアプリをインストール可能。
とはいえ、ビュワーがメインなので、Kindleやファイルマネージャー、Gboard、ビュワーアプリ程度しか入れません。
E-inkの反応速度はBooxシリーズには遠く及びませんが、書籍やコミックを読むなら十分だと思います。
解像度も300dpiなので、最新のKindle Paper Whiteと同等です。
それよりもこのサイズと軽さがすばらしい。本体は150gしかありませんので、文庫本より軽いです。軽いは正義です。
とはいえ難点がないとは言えません。
RAMが1GBしかないため、タスクが重なるとアプリが起動できなかったり、動作中に終了してしまうこともあります。
定期的にタスクの終了を心がけるなどが必要でしょう。
またWifiが802.11 b/g/n(2.4GHz)と、5GHzには対応していませんし、日本の「チャンネル14問題」のため、公共のFree Wifiなどにつながらないことが多いです(今のところ自宅以外での接続には成功していない)。
私は出先ではメインスマホとのBTテザリングで凌いでいます。
スペック上はストレージ 16GBとなっていますが、システムで多少の容量を取られており、実際に使えるのは11GB程度でした。
これならMicro SDを入れなくてもしばらくは持ちそうです。
読み終えた書籍はどんどん消してしまえば良いわけですから。
最後に購入を考えている方に注意事項を。
私が、購入したものはUSB Type-C接続ですが、去年の型はMicro Bのようです。
購入前にはちゃんと確認したほうが良いでしょう。