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蕎麦こい日記

シンガーの高遠彩子さんの著書「蕎麦こい日記」を読み終えました。

蕎麦に恋した彼女が東京近郊の美味しいお蕎麦やさんを紹介するというもので、九州に住んでいる私は指をくわえて読むだけなのが悲しくなるくらい。

蕎麦つゆはおろか薬味も遠ざけて蕎麦の香りを楽しみ蕎麦のみをたぐりつづけ心ゆくまで味わい尽くす。

一つの店で更科、ニハ、田舎など何種類ものお蕎麦を食べるこの人の蕎麦に対する愛情と興奮っぷりは、まるでジェットコースターに乗っているかのごとく勢いのある文章で、はたからみていると大丈夫か?と思うほど。

そこまで愛してやまない蕎麦の味わいを綴りつづけるのです。

千葉市川のいさとの蕎麦の写真などは、見ただけでもあぁ、一度たぐってみたいと思える美しい蕎麦。

紹介されたどの店の蕎麦も一度は食べたいものです。

あぁ明日はどこか美味しいお蕎麦やさんにいかなければ。

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