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白洲正子さん

白洲正子さんを知ったのはもう随分前のこと。

昔ながらの古本屋さんで彼女の「花」という本をみつけたのがきっかけです。

季節ごとの花を趣きのある器にいけた写真とその花についての短い文章を綴っています。

骨董の器や籠を花器にみたて野に咲く花を時にはさりげなく時には大胆にいけていて、その美意識にうっとりと見入ってしまうのです。

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白洲正子さんは美食家と知られていますが驚いたことにご自分ではお料理、家事はなさらなかったというのを知りました。

その当時海外留学ができる華族のお嬢様なのでお手伝いの方がいて当然でしょうが私の中では意外な感じです。

彼女くらいの探究心があればきっと素晴らしいお料理を造りだされたのではないのないかなぁなどと思いますがそれがなかったからこそできた事も沢山あった事でしょうね。

昨日読んだのは白洲正子ほんものの生活という彼女を偲んで周りの方が文章を寄せたもの。

公表していなかった油絵や短歌などもあり興味深く読みました。

まだまだ彼女の随筆を読んで本当の美しさについて考えてみたいと思います。

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