先日の「ドトール」のコピーについて

こんにちは。

安髙(あたか)です。


今回は、広告についてです。

これは単純に、いま僕が興味を持っている業界だから書くわけです。

その点、少しばかりお付き合いくださいませ・・・


さて、本題に入ります。


先日、Twitter・Facebook等のSNSで話題となった、

「ドトールコーヒー」

のキャッチコピーの件についてです。


そのキャッチコピーは、

・コーヒーとショートケーキ、おいしい。

というものでした。


そして、僕以外にも多くの方が言っていることですが、このコピーについては、

「余分なものが書かれていない、ストレートなコピー」

だと考えています。

どういうオリエンがあったかは分かりませんが、ドトールの商品である、コーヒーとショートケーキがあり、それらが美味しいものであるという魅力が素直にアピールされています。

これを見た人は、「あぁ、ドトールのコーヒーとショートケーキって、おいしいんだな。行ってみようかな。」と思うはずですし、それを狙って作っているはずです。

それに、「おいしい」という言い方は、「うまい」「最高」などよりも、ドトールに合わせた「おいしい」の言い方である気がします。

また、僕の中で、こういうコピーをストレートタイプと勝手に名付けているのですが、スパっと一瞬にして言いたいことが伝わるメリットがあります。


逆に、僕の中で変化タイプと名付けているのが、

・クルマはつくらない。クルマのある人生をつくっている。(ヤナセ)

といったコピーです。少し考えれば納得でき、うなずくことができるので、記憶に残りやすいだけでなく、面白いコピーでもあります。


というより、多くの人にとって、キャッチコピーといえば、こちらの「変化タイプ」のことを言うのかもしれません。

しかし、どちらのコピーを使うかというのは、時と場合によるものです。

今回、このキャッチコピーを見た人は、手抜きをしていたと思ったのか、ただ見慣れなかったのか、とにかく、下手くそなキャッチコピーであると言葉とともに、幸か不幸か広告が拡散される事態になりましたが、作った人は全力で仕上げたでしょうし、ボツもたくさんあったでしょう。

今後、このキャッチコピーはどうなるか分かりませんが、実際、広告なんてものは、商品の売上に貢献さえすれば良いのですから、今回ものすごくSNSで拡散され、それによって売上が上がったならば、間違いなくあのキャッチコピーは役目を果たしたと言えるでしょう。

まぁ、まさかこの拡散が狙いだった・・・なんてことはないでしょうが。



今回は、ここまでです。

質問、その他、何かありましたら、

→ Twitter:@y_ataka(安髙 康裕)まで、よろしくお願いします。

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それでは。

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